新型コロナ(SARS-CoV-２/COVID19)感染発症後に続発した心筋梗塞は、心筋梗塞を呈してから新型コロナVirus感染した患者より院内全死因が3.22倍高いと言う事です。
解り易く書くと新型コロナVirus感染で起きた心筋梗塞は、心筋梗塞発症後に新型コロナに感染した患者より死ぬ確率が３倍強高いと言う事ですのでね。
心筋梗塞発症する仕組みは、冠動脈が動脈硬化や炎症によってプラークが詰まり易い状態に成って冠動脈狭窄が起きて冠動脈の周りの心筋を壊死させる病気ですね。
新型コロナ感染で起きる心筋炎/心膜炎及び冠動脈血管内膜炎は、心筋細胞/心膜細胞/冠動脈内膜細胞に続発感染する事によって炎症を引き起こし冠動脈をプラークによって詰まらせて冠動脈の周りの心筋に酸素や栄養が血液で運ばれずに壊死してしまいますのでね。
生き残っている心筋細胞等でVirusが増殖し生き残っている心筋細胞等に栄養や酸素を運ぶ冠動脈にVirusによって起きる炎症で冠動脈に動脈硬化を誘発させて心筋壊死の範囲を広げていると推測去れます。
先に心筋梗塞発症してから新型コロナに感染した人は、心筋細胞が既に壊死していますので血流に乗って運ばれて来たVirusが増殖し難いと言うかVirusは、生きている細胞以外に感染出来ず生きていない細胞じゃ増殖出来ずですので心筋細胞等でVirusの増殖が抑えられたためと推測出来ますのでね。
心筋梗塞発症した場合は、心筋壊死の範囲を広げ無い治療ですが新型コロナが惹き起こす心筋梗塞は、壊死の範囲を広げ易い可能性が高いですのでね。
新型コロナウイルス感染症発症後に続発した心筋梗塞は，心筋梗塞を呈してから新型コロナウイルス感染が判明した患者と比較して，院内全死因死亡リスクが3.22倍高い．87例後ろ向きコホート研究（J Intensive Care 2024 Feb.19） pic.twitter.com/lApT5mrqgt
— EARLの医学ツイート (@EARL_med_tw) 2024年2月22日
