サイトカインと自己抗体が減弱(減少)しているにも関わらずCOVID19感染症の準感染性脳損傷の追跡調査でも持続する。
新型コロナ感染症急性期特にOmicron期に脳損傷を示すマーカーが上昇し神経系合併症が出ている患者は、数ヶ月経過しても脳損傷を示すマーカーが高い状態が続いていた。
脳グリア(ミクログリア)と呼ばれる脳免疫細胞に感染する為に脳神経細胞(ニューロン)等を破壊すると言うのは、知られていますがね。
脳損傷示すマーカーが低下したとしても脳損傷が止まった訳ではありません。
尚脳損傷部位毎に記憶機能や言語中枢に影響を受けたり自力神経系に影響を受けたりします。
脳は、最近の研究で再生すると判明していますが損傷部位が知能に関係する部位なら知能に影響を受け運動機能に影響する部位なら運動機能に影響を受け自力神経系に影響を受けた場合は、心臓や横隔膜に影響を受けて疲れ易い等の影響を受けます。
脳損傷部位毎に影響が違いますが脳損傷を起こす原因が新型コロナ感染です。
最近反ワクチンが頭の可笑しい事を言うのは、脳損傷を受けている可能性も在りますのでね。
新型コロナの脳への影響を調べた新研究(Nature Communications)
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) 2023年12月24日
脳損傷があると上昇する血液中のマーカーを測定したところ、非感染の対照群と比べ感染急性期に上昇を認め、神経系の合併症を生じた患者では数か月もその持続を認め、進行性の脳損傷と炎症が示唆された
自己抗体も感染群でより認めた
https://twitter.com/shuichiotsu/status/1738937833459753130?t=g7zCwlKntTpR22pr9C8s4g&s=19
・出典https://t.co/CZo0BkjZ7k
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) 2023年12月24日
研究で調査した感染群の平均年齢は50代とそれほど高くないが脳損傷マーカーの上昇を認めた
感染はオミクロン期前、入院患者が対象な点は勘案すべきとは考えられる
とは言え、脳損傷マーカー上昇や自己抗体を認めた事など新型コロナの病気の性格を表す結果だった
https://twitter.com/shuichiotsu/status/1738938451792478363?t=aQzqrblTXUMH0XoIIziRLQ&s=19
今回も自己抗体により影響
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) 2023年12月24日
「新型コロナは、最初は主に呼吸器に影響するSARSに似ていると思ったが、実は全身病を起こすウイルスで、特に免疫系に影響を与える力は驚くべきものがある」https://t.co/wYImcwmkuT