音楽と私 | 吉川朋江のしょーもないブログ

音楽と私

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2011年
今年も沢山の音楽に出会うことができました。
ということでこのブログでも少し音楽への想いを・・
(ラジオDJですから。ね。)

私は高校二年生の時、阪神淡路大震災で被災し
その時にラジオが唯一の娯楽であり、電気のない生活の
明かりとなる経験をしました。

そこから時がたち、KISS-FMという神戸のラジオ局で番組を
担当させて頂き私は「ラジオ」というメディアの重要性と
必要性を感じ、あの時感じた「音楽」と「声」の力を
一生信じてお仕事をしていきたいと心に決めたのです。

そしてまた時がたち今年
3月11日の東日本大震災
FM愛知、名古屋のステーションには「がんばろう」
「一緒だよ」っていうメッセージが沢山届いていました。
リクエストと共に。

この曲を届けたい、聞いて欲しいって思いがメールにのって
スタジオに届けられました。
そして私たちスタッフもこの曲を届けたいと
選曲していました。

やっぱりこれが原点だと思うのです。

音楽の。


届けたいという想いで生まれた曲が
今年は本当に多かったのではないでしょうか。



とてもとても個人的な話ですが
私は旦那さんと母の力をかりて子育てをしながら
お仕事をしています。

本当に悩みました。
いや、今も悩みがないわけではありません。

でも、今年、ラジオの現場にいれたことに
感謝しています。

上手く言葉にはできなかったかもしれないし
なんの力にもなれなかったかもしれないけど
今年、ラジオの現場にいなかったら
私は絶対後悔してました。

「音楽」と「声」の力を信じて続けたいと
願ったことを
続けられていたことに感謝します。

子供と過ごす時間に対する意見を頂くことも
あります。
それも一つの考え方。
私は子供との時間の長さではなく濃さで
愛を表現しようと思います。

そして私は悩みながらも
自分の信じた道を歩もうと思うのです。

いつか息子も信じた道を力強く歩んでくれるはずだから。

悩むたびに今年も音楽に癒やされ背中をおしてもらいました。

それは新曲だったり懐かしい曲だったり。

好きな曲は何回も何回も聞いてください。

人生のその時々で色味を変えて
それでもやっぱり好きなものは好きだと感じながら
深みを増していけると思います。

マラソンの練習も音楽と一緒に。

息子のおかげで音楽の幅が広がった。

そんな一年でした。。今年もあと五日ですね。