“世の中には、お金を増やす仕組みとお金を減らす仕組みがあるのをご存知でしょうか?”
このフレーズは、
ここ最近の、ボク自身がクライアントに投げかける
トークスクリプト(営業台本)のファーストアプローチのキャッチトーク?
(興味付けってこと)なんですけど
その前の段階で、新型コロナウイルス対策の特別給付金10万円の話題の続きとして、
「10万円の使い道って、どうするの?」
ってところから始まる訳です
そうヒヤリングすると
「貯金」
「生活費」
「遊行費」
「旅費」
など、各々の頭の中にある事を話します。
そして、
ボクの話しに興味を持たせる為に、
“〇〇さん、世の中には、お金を増やす仕組みとお金を減らす仕
組みがあるのをご存知でしょうか?”
と、切り出します。
“〇〇さん、例えばなんですけど、毎月1000円とか1万円、あるい
は毎日500円とか1000円とか、お財布の中にお金が増えていた
ら嬉しいですか?”
と、続けて
相手の反応が、「嬉しい!」ってなるので
”そうですよねー。では、お金を増やす仕組みとお金を減らす仕組みについて興味あります? ”
って、再度、確認して、
相手が「興味ある」という事になれば、
(大抵、興味あるって言うと思います)
お金を増やす仕組みとお金を減らす仕組み
この事について、
簡単にシンプルに端的に、ノートやコピー用紙を出して、話しを進めて行くんです。
社会人として働いている人は
毎月1回、お給料が入ってきます。
そして、そのお給料から
家賃、光熱費、通信費、食費、衣服、遊行費など、生活費を賄い、そして残ったお金を預貯金にまわす。
そこに
・支出の削減
・先取り貯蓄
の話しをすれば、
インフラ削減の商材、定期預金、保険の見直しとか、持ってる商材を提案する営業パーソンがいます。
で、ボクはそんな提案はせずに、
では、預貯金にしろ、保険にしろ、毎月1万円ずる積立てたとしていくら貯まります?
12万円ですね。
では、その12万円って増えてます?減ってます?
と聞きます。
クライアントのほとんどは、「増えてます」と答えます。
で、ボクは
「えっ!ホントですか?」
と、簡単に増えていない事を説明。
クライアントは、
「あーそうですね…」となります。
では、
毎月の1万円をUSドルに替えていたら、12万円分のUSドルを持っている事になりますよね?
今は1USD=107円
では、1年後、1USD=110円になったら、
お金は増えてますか?減ってますか?
クライアントは、
「あー増えてますね…」となります。
で、ボクが
「大した額ではありませんが、
お金は預け先や両替先によって、価値が変化するんです。」
こういう仕組みの話しをしてあげる事で、クライアントの意識は少し変わって行き、
そして、その後に顧客にとって優良な商品を提案できるのなら
その商品に対して、非常に興味を持ってくれる訳です。
今回、話した内容は金融知識を持っていなくても誰でも話せると思いますが、
大切な事は、クライアント、顧客、見込客に対して、どうやってアプローチを組み立てて、購買意欲を掻き立たせるかです。
売れない営業パーソン、営業が下手な人は、
こちらが話したいことを説明しがちです。
人は商品説明で商品を購入するのでなく、
購入するメリット、購入する事で得られる価値に納得して購入します。
特に、目に見えない金融商品や世の中に競合が多い商品は、営業パーソンのファーストアプローチにおける “興味付け” が、とても重要になってきます。
今回は、たまたまコロナ給付金の10万円の使い道の話しの中で、たまたま雑談からの始まりで話した事だったのですが
改めて、営業パーソン、特に個人事業主としてフルコミッションビジネスにおいて、キモの部分を再認識した事だったので、備忘録のために書き綴ってみました。
行動なくして成長なし
成長なくして成果なし
成果なくして成功なし