お詫び申し上げます。 | よっ豚(トン)のブログ    不撓不屈の精神

お詫び申し上げます。

私、よっ豚こと中島吉謙は報道であってご存知の方も多いと思いますが12月8日に監禁・恐喝容疑の疑いで逮捕されました。



ニュースになり新聞にも載りましたが報道と事実が異なる点が多くありました。今さら何を言っても変わる事はありませんが今回、最後の記事として僕が悪い事をした事実を書かせて頂きます。




人物は逮捕されたA社長、Bさん(Aさんの社員)、Cさん(Bさんの知り合い)、そして私(Aさんとは10年以上の付合い)の4人の加害者と事件の被害者のEさん(Aさんの社員)がいます。



事の発端はこれから会社名を考え立ち上げて頑張っていこうとした矢先にいつも御世話になってるA社長の会社の内部事情を聞いた事がきっかけでした。




A社長より聞いたその内部事情とはEさんという社員が親が急病を患い、いつ亡くなるのか分からない状態だから会社は休ませてくれと言ってきたそうです。



だからA社長はEさんの事を思いその期間、給料を保証しました。それが三ヶ月続いたそうです。でもあまりに入院期間が長いのでEさんから聞いていた病院先に電話をして確認してみたら・・・



受付の人からそういう人(Eさんの親)はいませんと返事があったそうです。



それでA社長がEさんに電話をして尋ねてみると実は親が亡くなってしまって病院は前に出たと言ってたそうです。


そこでA社長は更に香典を出しました。



それからEさんが会社来るのを待っても待っても連絡は一切なし。A社長が電話をしても繋がらず・・・



心配したA社長は実家の住所を調べ伺ったそうです。



そしたら両親共生きてる。


えっ?と思ったA社長がEさんの事を尋ねてみると両親からは既に勘当状態でEさんの事は何も知らないの一点張り。



その時に初めてA社長がEさんに騙された事に気付いたそうです。




その話をA社長と社員のBさんより聞いた僕は許せない気持ちでいっぱいになりました。これはなんとしてでも探して警察に突き出さねば、と。



僕はこのEさんとは面識ないしEさん本人の口から話を聞いた訳ではないのですが信頼してるA社長、そしてBさんから聞いた話を信じました。



正直僕が探したからといってメリット?報酬というのもありません。ただA社長が困ってる姿を見て僕が出来る範囲で協力しようと思い自分から探すのを協力すると言いました。



結果論、今思えば自分達で探さないで初めから警察に託しておけばこんな事件にならなかったのにと後悔しても仕方ありませんがありとあらゆる手段を使って探し回りました。


僕は仲良くさせて頂いてる弁護士、探偵の社長、警察等に個人的に電話をしてアドバイスを頂きました。


ここでBさんが知り合いのCさんにお願いをしてました。Cさんが探して連れて来たら〇万円という話で決まってました。



色々な手掛かりを元にBさんとCさんがとあるマンションの一室にEさんが潜んでいたのを発見して事情を話し池袋にあるマンションに連れて来ました。


この事をA社長より電話がかかってきて聞いた僕も真相が知りたく事務所へ向かいました。その時はいよいよEさんの本音が聞き出せるんだと思ってました。



それから事務所にみんな集合してマンションの一室に入りました。そこはワンルームマンションなので5人も入ったらいっぱいになります。報道では僕が見張り番で逃げられないようにしてた、となってましたが、見張り番??どこでそんな情報になったのか分かりません。



狭い部屋だからCさんは外に出て待ってました。



後はA社長と社員Eさんのやり取りのみで僕は終始見てました。


今回、監禁容疑となったのは僕がこの時に鍵を締めたからです。これは事実です。



A社長とEさんの二人のやり取りは2時間弱かかりました。A社長がどうして親が病気になり死んだと嘘ついた?Eさんと連絡がとれなくて仕事先に迷惑かけてるの知ってるよね?俺が何か悪い事したか?等と聞いてました。


それに対してEさんは自分がした悪い事を認めてからは土下座して謝るばかりで答えは返ってきませんでした。


僕はその時初めてEさんはやっぱり悪さをしたんだ。A社長が言ってた事は確信に変わり早く警察に行けば良いのに、と思いました。


そしてここでA社長がEさんに対し自分がやった悪い事を紙に書いて、と言いました。

Eさんは親が病気の嘘、死の嘘、会社を休み給料を騙しとった額、お見舞金を含め150万円と書いた所、A社長が違うだろ、200万円だろと言ってました。その差額とは発注が決まってた内装工事の50万だそうです。


僕はその金額の事は分かりませんでしたが後々、検事が裏をとって調べた所それは正当な額と言ってました。



そういう文書を書かせて後はA社長に月々いくら返していくという話を書面に残し終わりました。だから警察には届けないよ、との事で。これはあくまでA社長の優しさだと思いました。


二時間弱の話し合いが終わりBさんCさんでEさんを家まで送るという話で解散。僕は家に帰りました。



BさんCさんはEさんを家まで送り届けた後、まず10万円を返してもらったそうです。ここの部分が恐喝容疑となってました。



それから数日後Eさんとは全く連絡がつかず。これは何かあると思いましたがしばらく様子見ていて二週間程連絡が途絶えた所で、やはり警察に相談しようという事で三つ前の記事に僕は書きましたが池袋署へ相談に行きました。それは話が分かってきた僕も一緒に行きました。



そうこうしてる内の12月8日の昼過ぎに刑事が10人程で押し寄せて来ました。


当時、僕は何も悪い事してないという浅はかな考えをしてたのが大きな間違いでした。刑事達は何を言っても聞く耳持たず。〇〇署から来た本部の人間だ!!


逮捕命令が出てると。



その時、何がなんだか分かりませんでした。


僕は反論しました。絶対、悪い事してないと。Eさんが認めた悪い事を話しました。



刑事は今回、そういう事ではなく一人の人を四人で部屋に入れ鍵をかけ監禁しただろ!そして不当な文書を強制的に書かせただろ!!と・・・


部屋の中、全部調べられ自分の持ってる物も全て取られました。


刑事に連行され外に出たらテレビ局が来てる。僕はその時は絶対悪い事をしてないという自信があったので、なんだか馬鹿らしくなり笑ってしまいました。



そのまま車に連れていかれ警察署へ連行。



留置所へ入れられ取り調べ等を受けました。僕が知ってる限りの上に書いた事件の内容を全て話しました。


留置所の中では朝は6時半に起床、夜は9時就寝。一室に2~3人ほど入ってました。何もする事なく時間が経つのが遅い。唯一部屋から出れるのは刑事の取り調べ。

凄い不安になり、いっぱい考えさせられました。そんな時に僕が昔から御世話になってたS弁護士が報道を見て留置所まで会いに来てくれました。僕の場合は接見、差し入れ禁止で外部は弁護士のみしか会えない状態でしたから知ってる方が来てくれて話をした時には嬉しくて涙が出ました。

後は僕がした事を認め1日でも早く出れる事を願って。


今回の件に関して12月8日~26日午前まで留置所に収容されましたが無事不起訴になり罰金、前科がつく事なく午後に釈放。Eさんは詐欺的に会社のお金を騙しとった事を言わずに警察に相談してたので裏付けを取るのに長引いたと思います。


この期間は長かった。苦しかった。いっぱい悔やんだ。



僕は人の繋がりというものを最も大事にするのですが今回の件で信用を取り戻す事全ては不可能です。


それでも僕を信用してくれた人達も想像以上に多くいてくれた事に感謝してます。こういう時にいろんな方の器の大きさも肌で感じました。報道を鵜呑みにして書いてたブログを色々読んで辛かった。



今回、僕が加わった事によりボクシング界のイメージを下げた事、今まで僕を支えてくれたファンの人達を裏切った事、そして家族、大切な人をいっぱい泣かせてしまった事を深く深く反省してます。


今回の教訓を生かしこれからはトラブルに巻き込まれないよう更に気を付け行動し二度と悪い報道はされないよう心掛けます。



これからもいろんな方のブログは読ませて頂きますが、僕のつまらない日常ブログは今日で最後にします。今まで読んでくれた皆さん、有難うございます。このブログを通じて新しい出会いがあった事に感謝。



今まで短い間でしたがホントに有難うございましたm(__)m


念のため・・・このブログを載せる前には勝手に僕の解釈で書いてると思われるのも嫌なので事件を全て知ってるS弁護士に読んで頂いてから載せました。