いつの間にやら日暮の時間が早くなり、今日から9月。
時間が経つのは、早いもんです。
とは、言うもののまだまだ残暑が厳しい今年の夏。
皆さんは、熱中症対策どうやっていますか?
先日、テレビで学校によってハンディー扇風機やひんやりタオルや団扇の使用を禁止していると報じられていました。
保護者への明確な説明もないとのこと。
こういうのって学校に対する不信感を育てることに繋がったり、大きな力からの理不尽に屈することを寛容に受け入れてしまう人間に育ててしまう事に繋がったりするんじゃないかと疑問に感じてしまいました。
エアコンがない学校がまだまだ多いうえ、セーリングファンがついているわけでもないクラスルームで、クールダウンできる道具を持っていなければ、下敷きやノートを使って仰ぐようになります。これは、道具がない中で、使えるものを使って必要なことを補う発想力を育てるかもしれませんが、学校では、使用目的以外の道具の使い方を注意してしまうかもしれません。
自由と人権が認められるべき民主主義の日本において、説明がつかない理不尽な校則を生徒に守らせるというのは、反しているように思えます。
禁止される理由の一つとして言われていることは、
家庭によって、差が出るためできる人とできない人が出てくる。
強いては、できない人が、出ることによってイジメにつながるという話もあるようです。
個人個人の差が出ることを認めないのは、共産主義の考え方。
その方針でいくなら、補助金使って学校から生徒全員に同じものを供給する必要が出てきます。
それ以外はいけません。自由は認めませんということになります。
個人差が出ることをイジメにつながると教育することが間違いであり、
個人差を受け入れ、共感して助け合える教育をしてほしいと思います。
日本の教育では、集団行動を大切にしていると思うのですが、
集団行動とこれとは、別のものとして理解が深まってくれることを切に願います。
まだまだ、暑い日が続くようです。
熱中症にならないように快適に過ごしたいですね。