ボホールのホテルに到着してすぐにビリーがやってきた。

ビリーは、エジプトのダハブで一時期一緒に働いていた、
信用ができるインストラクター仲間
彼が、ボホールに居所を移してから1年以上たっている。
そして、最近自分のダイブセンターを何もない所から始めた。
詳しく紹介したいが、まだ、ウェブサイトも完成してない。


AWESOME DIVE
KIBONG LEE / manager
E-Mail : t1ger@naver.com
Address : Lag-itan,Doljo,Panglao,Bohol,Philippines




彼のダイビングに対する考え方は、僕と一緒で、
事故を起こさないようにするためには、
正しいコントロール方法を知る必要がある。
だから、時間がかかっても、ちゃんと教えるんだ。
僕らが、潜っているところのサンゴは、僕らが守らなきゃいけない。
だから、サンゴの上には、のらないし、底にも足をつけないんだ。

あたりまえのことなんだけどね…

フィリピンでダイビングしているやつらは、
この辺の感覚が、欠落しているやつが多くて

サンゴを折りまくっているダイバーが多いし、
インストラクターもちゃんと教えないし、
インストラクター自身が、
サンゴの上に乗ったり、つかんだりしている…

そう話してビリーは、それを変えていきたいんだと熱く語ってくれた。
もちろんちゃんとやっているダイブセンターもあるようだけど、
かなり少ないようだ。


後日、僕たちもビリーが言っていた
フィリピンにおけるダイバーたちの自然保護と
ちゃんとしたスキルを教える事が
欠如していることを
海の中で目の当たりにすることになる。