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こーんなに だるい 感じは久しぶりで、

仕事が立て込んだから?
くすり飲んでるから?
5月病だから?

と色々考えてしまったけど、どれも、当てはまりそうです。

…なんか、本棚から不要な本、売りに行きました。
だけど、一冊5円でした。かわいそうな本たち。
でも、アキラ(漫画)は200円~250円で売れてしまって、
いまだに人気なんかとびっくり。

私の本棚はちっさすぎて、悲しい。

久々に、桃井さんの『うつむきかげん』を読む。

途中から、インスタントの味噌汁まで飲みながら読む。
飲みたくなったのは、あったかいものがほしくなってしまったからか、
泣いてしまったからか。

“まだら気分”
… ただ私がこわがっていたのは、今この手にしているものをなくしてちまうこと、たとえば
母さん、あなたにすてられるのを何よりもおそれていました。スカートのスソ握りしめ、
ただただしがみついてゆくことに精一杯でした。よそ見してちょっと誰かを愛してみることなどには、
かまっちゃおられませんでした。そんな余裕はありません。私はなんてけなげな子馬だったのでしょう。
母さんしか愛してみたことはありません。
いつしかフッと気がつくと、一人前に、母さんと同じ大きさの一ぴきの馬に成り上がって、
こうして今日はいるのです。
顔つきも体つきもこんなによく似ているというのに、心がカサカサにあれはてて、
みるからにかわいそうです。
母さん、あなたはどんな風にして、あんなしなやかな、おだやかな馬になったのですか?
私が、必死につっついてはなれてはくれなかったからですか、それとも私をこよなく
愛してしまったからなのですか。
同じ血が流れ、静かな心がゴンゴンよみがえる日が、私にももうじき来かかっている。
ゆれないで、ゆれないで静かな心、ゆれないの、ゆれないのしなやかな体。

うまく生きられない時ほど、母親を思い出すのは、私だけじゃないらしい。
私が生まれた頃、桃井さんは今の私と同じぐらいの年だった。
私はタバコじゃなく、ポッキ―を唇にはさむ。