これまで色鉛筆のおすすめや、技法書のおすすめはしてきましたが、そう言えば紙のおすすめはしてなかったなぁと思い、今回ラインナップを選んでみました。
因みにこれは私の画風、リアル系、細密画などに向いている物であって、
違う画風などの場合はこれに当てはまらない場合もありますので、予めご了承下さい。
① KMKケント紙
まあ、言わずと知れた私がメインに使っている紙です。
三上詩絵先生をはじめ、多くのリアル色鉛筆画家さんが愛用している紙です。
ツルツルとしており、紙目が殆ど出ず滑らかな表現に適しています。
人によっては色ムラが出やすく難しい。とかツルツルしていて色が乗りにくい。と言う意見もありますが、
私は紙に関してはほぼこれ一択です。
② ファーストケント紙
こちらもケント紙なのでツルツルしていますが、若干質が荒いかな?と感じなくもない。
安い紙なので練習用にはオススメです。『色鉛筆ワークブック』や『大人の塗り絵』などは、ほぼこれで描きました。
③ Beアートペーパー
ここ最近、『意外と良いんじゃないか?』と思っているB eアートペーパー。
水彩紙なので傷が付きやすいのと、消しにくいので注意が必要。
またなかなか色が入って行かないので、ある程度強めにしつこく塗り込む必要はあるかもしれませんが、
仕上がりがとても優しい雰囲気になり、ちょっと品の良い感じの絵になります。
以上です。
結局ケント紙が1番良いって結論です。(笑)
他のメーカーからもケント紙は出ているので、まあケント紙なら割と良いのでは無いか?と思います。
ただ『美彩紙』と言う紙は逆にツルツルし過ぎて描きづら過ぎて、買ったものの結局使わなかったです。
他にはコットマン水彩紙が割と水彩紙の中では使いやすいかもしれません。
ヴィフアールも使いやすい方ですが、紙色が黄色味がかっており、それがあまり好きじゃないかな。
勿論画風によっては良いかも知れません。
因みに水彩紙などの場合は、全て細目を使います。(極細目があればそっちの方が良い。)
紙は色鉛筆以上に違いが出てしまいます。どの紙を使うかで仕上がりが全然変わりますので、よく吟味する必要があるでしょう。
私も全ての紙を使った訳では無いので、偉そうな事は言えませんが、取り上げた紙はおすすめですので、お悩みの方は是非使ってみて下さい。