久しぶりの更新となり、すいません。

吉家は八月六日で三十九歳となりました。サンキューということで感謝の歳にします(^-^)v



八月は、自らが主催する、一ヶ月に渡る十日間のWSでした。

参加者一人一人の演技に対する意識の変化は大きく成長した部分です。結局、自分で気付かないと成長しないんです。

監督からの問題点の指摘は細部にまで渡り、足りないもの、かけているもの、基本のなさ、根本のなさを追求することで、一人一人がレベルアップしていくのが手に取るように分かる。

一人一人が実は見ないようにしてきた部分が重要で、そこを見過ごしてきたから壁にぶつかったまま先へ進めなかった。

問題点や出来ないことや原因が分かってしまえばあとは簡単!練習をすればいい。出来ないことは出来るようになればいい。

日本は演技の練習をする環境が少ない。練習をするという意識も少ない。そりゃそうだ、練習の環境が少ないのだから。

練習すれば第一線で活躍出来るというわけではない。それは、世界のどの国でも、どんな職業でもそうだが。しかし、練習なしでは成長はない。

NYに留学していた友人に聞いた話だが『演技学校に通っている時、普通にウーピーゴールドバーグとかレッスンに来てましたよ。一緒にレッスンしました。ウーピーゴールドバーグがその演技学業の卒業生で』

これが日本とアメリカの意識の違い。

歌やダンス、スポーツでも学業でも、日々練習し研究し努力するが、演技だけは何故か練習しない。

吉家は自分で練習をする環境を設けている。それが今の演技力に繋がっている。まだまだ力不足だが、練習をしていなかったら今の演技力はない。

日本の第一線で活躍されている方で、練習の環境を設けている俳優も少なくはない。第一線で活躍する人ほど、人一倍練習し、追求し、研究し、努力している人も沢山いる。

ならば無名の俳優はそれ以上にやらなければ!演技をする時間が少ないのなら、自己投資してでも演技をする時間を増やした方がいい。

練習と本番は違う。練習はあくまでも練習。

今回はある監督にお願いをし指導をして貰った。細かな指摘が俳優をどれだけレベルアップさせたか。正直、今回のような細部にまで渡って演技の追求をどこのWSでもどこのレッスンでもしていない。

監督に感謝。そして、参加者一人一人のパフォーマンスに感謝。

次は進んでいる。yoshiie