愛読漫画雑誌「モーニング」で月1連載している『定額制こづかい夫の「こづかい万歳!」』が大好きで、単行本も買ってるんですが、その最新7巻が売ってると知り、仕事終わりに近くの本屋さんへ。
出向いたものの、売っておらず。
仕方なしに帰ろうかと思ったんですが、目に着いたのが
「アトロク・ブックフェア2024」なるもの。
TBSラジオで時折聴いてる番組「アフター6ジャンクション2」において、各界の著名人による推薦図書を紹介するコーナーがありまして、そのブックフェアが、いつもは新宿の紀伊国屋書店で毎年開催されてたんですが、最近はその規模を拡大している模様で。
去年はここではやってなかったと思うんですが、今年はやってるようでして、試しに覗いてみることに。
タイミングよく、今読みたい本がない、……正確に言えば森見登美彦氏の『シャーロック・ホームズの凱旋』がすっごく読みたいんですが、森見登美彦氏の小説は文庫で読みたい派なので我慢してる所。
で、そんな状況なので、手元に読みたい本がなく、せっかくなので何か一冊読んでみるかな?となりまして。
というわけで二冊購入。
ライターの武田砂鉄氏の著書「なんかいやな感じ」と藤津亮太氏の「アニメと戦争」。
武田砂鉄氏の本は、ここ最近の社会を覆うムードの重さについて、その感覚の積み重なりを紐解いていくような、ちょっと自伝的な内容になっている模様です。
私と砂鉄氏は1歳違いとほぼ同い年なので、そういった昭和・平成のムードについて共感する部分も多かろう=面白かろうということで購入。
砂鉄氏の本は『芸能人寛容論』しか読んだことないですが、きっと面白かろう。
『アニメと戦争』は、そのまんまアニメで描かれた戦争についての考察本でございます。
戦争ごっこをするくらいに子どもの心には戦争が結びついていた時代、アニメは戦争のプロパガンダとなっていたわけで、それがいつしか戦争を体験するメディアへと変わっていったわけで、じゃあそのアニメと戦争の関係性ってなんなんでしょうね?っていうのがこの本の内容らしいです。
まあ、ざっと浮かぶだけでも『ガンダム』もそうだし『この世界の片隅に』もそうだし『風立ちぬ』もそうだし、てか宮崎アニメなんか結構戦争もの多くねえか?とか。
『パトレイバー』とかね。
そういう視点で考えるアニメ論っていうのも一興かと思い、購入。
ちょっと早く読んでみたいんですが、今読んでる坂本龍一のピアノ論の本がもうちょっとかかりそうなので、明後日くらいからですかね。
フェアの本を買った特典としてしおりいただきました。
まあ、使って読んでいきますわ。
とななんかちょっと面白そうな漫画がありました、どうでしょうか。
Kindleで1巻くらい読んでみるかな。
ではでは。