東京周辺の地下を大散策! | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

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よし行こう!今日も一つ一つの出会い大切にしていろんな所を旅するで〜

よしひろよしちゃんです。

今回は東京周辺にある様々な地下を散策していこうと思います!

随分と前に投稿しました。
日本最古の地下鉄及び地下街はどこなのか?

答えは、地下鉄銀座線の浅草駅です!
以前に地下鉄最古の車両である東京地下鉄道1000形電車1001号を江戸川区にある地下鉄博物館まで見に行った記事を載せました。

今日は車両だけでなく、当時の雰囲気を味わえる現地に行ってみます。

★銀座線 浅草駅 6番出口
6番出口はおそらく、当時のままかな。
ここを入るとタイムスリップしたかのような場所に繋がっています!


★浅草地下商店街
ええ雰囲気出てますね!
お店に掲示されているもので、懐かしいロゴのものが、いくつかありました。

ここは日本最古の地下街だそう。
ちなみに日本最大の地下は梅田なんですよ!

梅田慣れしている私からすれば、唯一東京の地下はショボいなぁ。と思ってしまいますね。

浅草地下商店街を抜けると銀座線の改札口があります。この辺りはリニューアルされており、当時の面影はほとんどありません。



★地下鉄銀座線 浅草駅ホーム
ホームはリニューアルされているほか可動式安全柵があり最近の雰囲気となっていますが、柱などに当時の面影が残っていますね。


★東京メトロ 普通乗車券
東京メトロに入場券の口座がないので、ホーム見学の際は、1区間の乗車券を購入し入場券代わりとするそうです。


★松屋浅草店(東武浅草駅)
銀座線の地上を出るとレトロな百貨店があります。松屋浅草店(東武浅草駅)です。

皆さんご存知の通り、浅草寺(雷門)最寄り駅そしてスカイツリーがよく見えます!

ぜひ浅草地下商店街も忘れず散策してみてください!

続いては、JR東京駅です。

★JR東京駅
JR東京駅は東京の玄関口で新幹線や在来線多くの列車が入線します。

これも以前に触れました。
またまたクイズです!

東京駅に入線する在来線は何線がありますか?

答えは

①東海道本線
②東北本線
③中央本線
④総武本線
⑤京葉線

この5線であります。
あれ!?

山手線・京浜東北線・宇都宮線などがない!
不思議ですよね〜

もう一度ご紹介したいと思います!

実は山手線は、東京駅に乗り入れていないんです。

★山手線を走るE235系電車
山手線の起点駅は品川駅で池袋駅を経由し終点駅は田端駅となっています。

東京駅〜品川駅間は東海道本線を田端駅〜東京駅間は東北本線を乗り入れる形態で運行されていますが、案内上は山手線と表記され山手線が走る専用線もしっかり用意されぐるぐる回っている扱いとなっていますが、正式には東海道本線に乗り入れ山手線を走り、東北本線にまた乗り入れる形になっています。


★京浜東北線で活躍するE233系電車 
京浜東北線は正式名称の路線はなく愛称であります。神奈川県の横浜駅から東京駅まで東海道本線を走り東京駅から埼玉県の大宮駅まで東北本線を走ります。これなら東海道本線と東北本線をただ乗り入れているだけに感じますが、京浜東北線用に線路が用意されています。  


★東海道線で活躍するE231系電車 
そして本家の東海道本線は東京駅から大半の列車が東北本線に乗り入れます。

なお本家の東海道線は横浜駅から東京駅を経由し大宮駅まで  横浜-川崎-品川-新橋-東京-上野-尾久-赤羽-浦和-さいたま新都心-大宮  しか駅がありません。

有楽町駅や高輪ゲートウェイ駅、秋葉原駅などへは、東海道本線の路線でも山手線や京浜東北線を利用する必要があるのです。


※写真はイメージ
私も東京慣れしていない頃は、本家の東海道本線の普通列車が来たので乗ったら、目的駅の浜松町駅を通過してしまった!なんてことがありました。

浜松町駅は山手線・京浜東北線にホームがあり本家の東海道本線にはホームがありません。

皆様も最初東京へ行かれる際は時刻表検索するなど気をつけていただきたいと思います。


★JR東京駅に停車する東海道本線
右から山手線・京浜東北線・本家の東海道本線が並んでいます。

関西で言うと普通・快速・新快速と言ったところでしょうか?

ちなみに以前も触れましたが、京浜東北線は快速運転する時間帯があるので気をつける必要があります。

後ほど似たような内容がまた出てくるので、覚えておいてください。

そしてここからが、本題です!
上記写真を見ると東海道本線で並行するのは3線に見えますが、実はもう1路線あるんです。



★JR東京駅 横須賀・総武快速線ホーム 
東京駅の地下1〜4番線ホームから発着しています。通称:横須賀線の列車であります。

この場所を東京地下駅と呼ぶことも。



★横須賀・総武快速線ホーム 駅名標 
横須賀線の起点は神奈川県の大船駅で終点は神奈川県の久里浜駅ですが、大船駅〜横浜駅〜鶴見駅間は東海道本線の貨物支線である品鶴線を経由し鶴見駅〜品川駅間は東海道本線に乗り入れ品川駅〜東京駅間は東海道本線と並行する地下区間を通りこれも東海道本線の扱いとなっているため、東京駅の横須賀・総武快速線ホームも東海道本線の起点であります。  また総武本線は起点が東京駅で千葉駅を経由し終点が千葉県の銚子駅です。


★横須賀総武快速線で活躍するE235系電車
それでは1駅、お隣の新橋駅まで向かいます。
先程紹介した東海道本線(山手線・京浜東北線含む)だけでは、大混雑するため1972年に補完的要素として建設しました。

今春開業する新しい大阪駅の大先輩にあたる駅構造ですね。

この地下路線は東京駅と新橋駅は1駅ですが、知らない間に有楽町駅を通過していることになります。




★JR新橋地下駅
こちらも去年50年を迎えた地下駅で、年季が入っていますよね。

半世紀を越しているので、いつリニューアル工事をされてもおかしくありません。

この古めかしい、地下駅を記録できるうちにするのがいいと思います!

それでは再び、東京駅へ戻ります。

★JR東京駅→JR綾瀬駅 乗車券
ある乗車券を購入しました。
JR東京駅から東北本線でJR日暮里駅から常磐線を利用しJR綾瀬駅までの普通乗車券です。

いたって普通の乗車券ですが、よく見ると切符を記念に貰った際の無効印がいつもと違うのにお気付きいただけるでしょうか。


データ印で日付入りの無効印なかなか珍しいです。いったいどういうことか?見に行きます。

東京駅から常磐線直通の東北本線(上野東京ライン)に乗り日暮里駅から常磐線に直通します。

ここで注意する必要があるのが、東京駅から発着する常磐線の列車は常磐快速線で綾瀬駅は快速通過駅なので1駅手前の北千住駅で乗り換える必要があります。

そして北千住駅で降りて綾瀬駅方面と書かれたホームを目指すんですが、行き着いたのは、東京メトロ千代田線のホーム。知らない間になんと改札を行き来せずに、地下鉄のホームへ来てしまいましたが、綾瀬駅に行けそうなので1駅乗車し綾瀬駅を目指します。

関西(京都)の地下鉄東西線、御陵駅から山科駅へ向かうのに2路線あり地下鉄と京阪大津線とあるんですが、間違えて京阪に乗ると初乗り運賃を2回払う必要があり大損するんですが、大丈夫なのか。少し不安になりますが、今回は大丈夫です。

★東京メトロ千代田線 綾瀬駅 駅名標
綾瀬駅に着きました。駅名標を見ると東京メトロ仕様なんですが、よく見ると乗車券制度にある東京都区内の「区」と明記があるほか駅ナンバリングもJR仕様のものが、あるのでJRの駅で間違いないのがわかります。


★東京メトロ千代田線 綾瀬駅ホーム
実はこの綾瀬駅はJR東日本と東京メトロの共同使用駅となっていて地下鉄千代田線の終点となっています。そして当駅から茨城県の取手駅までが、常磐緩行線の路線となっているのです。

そして東京メトロ千代田線とJR常磐緩行線は相互直通運転が行われています。


★東京メトロ千代田線05系電車
また千代田線支線が綾瀬駅〜北綾瀬駅間の路線もあり、北綾瀬駅には車両基地があります。

話を元に戻します。

つまり北千住駅〜綾瀬駅間には、常磐快速線と東京メトロ千代田線が並走していますが、東京駅(日暮里駅)側からJRだけで綾瀬駅に行くことができないのです。

そこで特例で北千住駅〜綾瀬駅間はJRの切符(運賃)で東京メトロ千代田線を利用できることになっています。

綾瀬駅に配置されている係員は東京メトロのみなので、無効印が東京メトロ仕様となっていたのです。

関西の人間からすれば、JRと地下鉄が乗り入れってすごい違和感がありますよね。

なお初めてJRと地下鉄が乗り入れ実現したのは、地下鉄東西線(東京)です。







★地下鉄東西線の車両群
上から15000系.07系.05系。

JRと地下鉄が乗り入れた初期に走っていたのは、東京メトロ5000形で綾瀬車両基地に保存されています。


★JR東日本 E231系800番台
逆にJRは貫通扉がある特殊な車両が乗り入れます。

JRと地下鉄が乗り入れた初期に走っていたJR東日本側の車両は、301系電車で最近まで大宮車両センターに保管されていますが、解体されてしまいました。

そして今回ご紹介しました。
綾瀬駅に入線する千代田線と常磐緩行線の車両です。



★東京メトロ千代田線 16000系電車
当車両の一部編成は兵庫県の川崎重工製なので、何回か地元で見る機会もありましたね。


★JR東日本 E233系2000番台
こちらの路線も貫通扉がある特殊な車両が乗り入れます。

このほか千代田線と乗り入れる小田急線の列車も入線する複雑な路線となっています。

なお少し前まで、和歌山線で活躍していた105系電車は、ここ常磐緩行線で活躍していた車両でした。



★JR東日本/東京メトロ 綾瀬駅
今回は東京周辺の地下を散策する回でしたが、最後は地上どころか高架駅でしたね!

今回は東京周辺にある様々な地下を散策しました。

冒頭でも話しましたが、関西人からすると東京の地下構造は複雑だな〜と思ってしまいますねー!

逆に関東の方からすれば、日本一の梅田地下街は逆に迷われるのかもしれません。

旅行する際は、事前に調べてから行かないとかなり時間を損することが、あるので気をつけたいですよね。


★JR東日本と東京メトロの連絡乗車券


★普通乗車券と連絡乗車券
今回はJR東京駅から日暮里駅までは東北本線を日暮里駅から綾瀬駅間は、常磐線を通る経路でご紹介しましたが、JR東京駅から日暮里駅までを東北本線を使い、東京メトロ千代田線に乗り換えて綾瀬駅を目指す方法もあり連絡乗車券が販売されていますが、割高となります。

常磐緩行線と常磐快速線つまり常磐線が複々線及び東京メトロ千代田線が開業し普通であれば、便利になりますが、この周辺の一部駅今回ご紹介した、東京駅から綾瀬駅へは、乗換なしで行けたのに、乗換が必須になった帰って不便になるということもあるんですね〜

ご覧いただきありがとうございました。
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