みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。
このシリーズ前回はJRの乗車券のルールについて説明しました。
今回はJRの料金券のルールについてご紹介します。
●料金券とは
★JRの普通列車・快速列車の車内
前回までにご紹介しました。
乗車券は列車に乗るために必要な券のことで発駅(出発する駅)から着駅(目的地)まで、そして経由地(どこを通って向かうのか)を選択し列車に乗るための券です。これで普通列車(快速列車を含む)の普通車(普通席)に乗車することができます。
★特急列車・新幹線の車内
しかし長距離移動、例えば大阪駅〜東京駅まで普通列車で移動すれば、とても時間がかかります。そこで特急列車(新幹線を含む)などに乗車し速く行きたい!そういう場合に料金券(急行券など)を購入し乗車します。
料金券には、いろいろな種類があります。
特別料金のかかる列車に乗車する際は下記のような組み合わせで乗車券と別に料金券を購入します。
★乗車券と料金券の組み合わせ
●=乗車券のみで乗れる普通(快速)列車の自由席
G=グリーン(車)
それでは順番に詳しくご紹介しましょう。
まず表の左から新幹線・特急・急行・普通(快速)と分けています。
新幹線・特急・急行は全て急行列車と呼ばれる種別で乗車券のみでは乗ることができず急行券(特別急行券・特急券)を購入する必要があります。
乗車する急行列車の種別つまり新幹線なのか特急なのか急行なのかを確かめ料金券を買い求めます。
★新幹線特急
新幹線は一部を除き新幹線特急となります。
★特急(在来線)
在来線で走る特急○○という列車が特急となります。
しかし走る区間や列車によって料金が異なります。
★B特急料金が適応された特急券
通常の特急料金のほかにB特急料金と呼ばれる通常より安い料金の種類があります。
★急行(在来線)
在来線で走る急行○○という列車が特急となります。
しかし急行は2022年現在、定期便の運行はありませんので切符の仕組みについてよくわからない方は一旦スルーしてください。
続いて急行種別ではないですが特別料金が必要な普通(快速)です。
★普通(快速)特別車
先程から何度も記載している通り、普通(快速)列車であれば乗車券のみで乗ることが可能ですが一部列車には特別車を連結したものがあります。
その場合、特別車に乗るには料金券が必要となります。
つぎに表の上から普通車・グリーン車や指定席・自由席などと分けています。
まずは席のランクからご紹介します。
★普通車
ごく普通の座席で飛行機で例えるとエコノミークラスであります。
★グリーン車
普通車より上級な座席で占有面積が広く、設備が豪華であるため普通車より料金が上がります。飛行機で例えるとビジネスクラスであります。
★グランクラス車
グリーン車より更に上級な座席です。飛行機で例えるとファーストクラスであります。
★寝台車
寝台の設備がある座席であります。
普通車・グリーン車・ファーストクラス車・寝台車とご紹介しましたが全ての車両に備わっている訳では、ありません。時刻表などで確認し自分に合った座席を選びます。
つぎに指定席か自由席かを選択します。
★指定席特急券
指定席(特急)に関しては、先程紹介したA特急料金やB特急料金のほかにのぞみ号などの優等新幹線(指定席)は割増料金であります。詳しくはこちらをご覧ください。
またシーズンによって料金が変わります。
閑散期・通常期・繁忙期とあり、閑散期は通常期の料金から200円引、繁忙期は200円増となります。
★自由席特急券
自由席券に関しては、販売制限数がないため乗っても座れる席がないということがあります。また全車指定席の列車が満席の場合は立席券が販売されます。
★座席未指定券
乗車日・区間のみを指定し、列車・座席は指定しない特急券です。
希望する列車が満席の場合や乗車する列車が決まっていない場合、指定を受けずに空席を利用したい場合に使え追加の料金なしで座席の指定を受けることもできます。
しかしその指定席券を持った客が現れたら譲る必要があり満席の場合は、座れないなどややこしいです。
これも少々複雑であるため仕組みについてよくわからない方は一旦スルーしてください。
●新幹線との乗継割引
JR線の特急列車や急行列車を乗り継ぐと特急・急行料金、指定席料金が半額になります。
※10円未満のは数は切り捨てとなります。
出発前に乗車券及び乗り継ぐ列車双方の特急券などを同時に買う場合に限って割引となります。
なお特急グリーンや特急寝台(個室など一部列車を除く)を利用する場合も、特急料金分が半額になります。
★新幹線乗継割引 料金券
乗継割引が適応された料金券には乗継と印字されます。
ここまで、ざっくりではありますが、料金券の仕組みについてご紹介しました。それではおさらいしましょう。
①乗る種別を確認!
新幹線・特急・急行・普通(快速)
❷席のランクを選択!
普通席・グリーン席
③指定席か自由席にするかを選択!
指定席・自由席
❹割引対象にならないかを確認する
新幹線との乗継割引などは一度に料金券を購入しないと適応されないので纏めて購入できないか確認します。
⑤大人or子供を選択する
乗車券と同様で・・・
おとな=12歳以上(小学生を除く)
こども=6歳〜12歳未満(小学生)
幼児=1歳〜6歳未満(小学校入学前を除く)
乳児=1歳未満
こどもの乗車券は、おとな乗車券の半額で5円の数は切り捨てとなります。
①〜⑤までの手順で出た値段が料金券の料金となります。
このほか乗車券と同様でたくさん特例があります。
気になった方は書店などに販売または駅に設置されているJR時刻表(交通新聞社)を見ると最後のページに切符の買い方など詳しく記載されています。
わかりにくい説明だったと思いますが、いかがだったでしょうか?
ご覧いただきありがとうございました。
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