こんにちは。桐生祥広と申します。

まず、今日から新しくブログを書くことにしました。たくさんの人に読んでいただきたいと思います。


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さて、第一回は、なんとなくテレビをつけたときに始まったNHKの「マイケル・サンデル 究極の選択」という番組で、今回の震災について議論されていたことの一つについて。

今後、世界は原発の安全性を向上させつつ原発に依存していくか、生活水準を落としてでも原発のリスク(原発そのもの)を減らしていくか。という2択についてだ。


私は、後者に賛成だ。

正確には、賛成というよりは、原子力は永久に使われるエネルギーではなく、過去のエネルギーが薪⇒石炭⇒石油⇒原子力と変化してきたように、次のエネルギーにシフトしていくものだと認識しているだけである。


これについて、利権とエネルギーの観点で話をしたい。


1.利権

原子力発電というと、高度な技術で限られた人が従事しているイメージがあるかもしれない。

社会におけるありかたを考えると、炭鉱とそう変わらないと思う。

原発ができると、その周辺に関連の建設業者ができ、電力会社の従業員や家族が集まり、原発従事者の街ができる。

経済的に原発に依存した街となる。

炭鉱だと、汚染水を垂れ流して、住民の健康被害などが出始め、反対運動が活発になるか、石炭を取り尽くして閉山となり、産業のなくなった街も衰退していく。健康被害があったかどうかは知らないが、夕張市などは、炭鉱の閉山で衰退した都市の典型だ。

先の地方選では、あの忌まわしい事故で、原発反対派が躍進すると予想されたが、ほぼ推進派の勝利だった。

結局、原発を補うほどの産業はなく、電気ではなく、生活全体を原発に依存しているために反対できないのだ。



2.エネルギー

 過去のエネルギーとなっても、ゼロになるわけではない。薪も石炭も石油も、現役のエネルギーだし、なくなることはないだろう。

原子力に変わるエネルギーといえば、太陽エネルギーをはじめとする自然エネルギーということになるだろう。

現段階ではコストが高いが、原発を制限することで、この開発にも拍車がかかり、生活水準が落ちる期間などほんの一瞬のことなのだと思う。節電の技術の方の向上も含めて。


いずれ原発がなくなり、自然エネルギーが台頭するのであれば、早いほうが良い。


というのが私の意見です。


ちなみに、最初の問いの前者で行くのであれば、各国は今すぐ原発の開発を進めるべきだ、

事故の恐怖を忘れないうちに。事故の前まで世界は空前の原発ブームになりつつあった。スリーマイル島やチェルノブイリの事故から30年ほど経ってその恐怖が風化しているからに他ならない。

つまり、このまま行くと、20~30年後に再び原発ブームが来て、安全性の低い原発がつくられてしまう可能性があるからだ。


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