東村山④(正福寺編)(^^) | よしひろの日記

東村山④(正福寺編)(^^)

今日も朝から晴れの1日となった。





気温が上がって暖かい日に…明日は今日寄りも気温上がり、日曜日は更に気温が上がって20度以上になるみたいだな😳






今日は八坂神社の真横にあった正福寺というお寺について書く事に…






正福寺は臨済宗の禅宗寺院。





臨済宗の開祖は栄西。





臨済宗は15派に分かれていて正福寺は建長寺派に属している。






ちなみに建長寺は鎌倉にあり1253年に鎌倉幕府五代執権北条時頼(1227~1263)が建立したわが国最初の禅寺。





正福寺は北条時宗が鷹狩りの折に病気になり、夢枕に黄衣をまとった地蔵菩薩が現れ丸薬をくれた。これを飲み、眠りから覚めたら病が治ったので地蔵尊を信仰して、弘安元年(1278年)に正福寺を開創したと寺伝にあると…



 


しかし、昭和9年改修の際に発見された墨書銘によると室町時代の応永14年(1407年]の建立されたと…





1278年と1407年では100年以上違うぞ。北条時宗の話は誰かの作り話なのかな?😅






境内に入ると小さな建物が…






中には石碑のような物が…




これは釈迦一尊種子板碑といい市指定文化財で1349年(貞和五年)のもの。





詳しい説明に関しては長くなるのでこちらの説明板を拡大してご覧下さい😅





説明板にも書いてあるがこの板碑はかって寺の南の前川の橋として使用され「経門橋」「念仏橋」と呼ばれていた。江戸時代からこの橋を動かすと疫病が起こると伝えられ、昭和二年(1927)の5月に改修の為、板碑を撤去したところ赤痢が発生した😳


※赤痢… 症状:発熱、腹痛、下痢、時におう吐などを伴って急激に発症、重症例ではテネスムス(しぶり腹)という症状を呈し、頻回の便意をともなう膿粘血便を排泄する。





その為、同年8月に橋の畔で法要を営み、板碑を正福寺境内に移したと…ここに置かれるようになった経緯が凄いな😱






こちらは国宝の千体地蔵堂。国宝とは驚いた😳




地蔵堂は室町時代前期の応永十四年(1407年)に建立された禅宗様建築で堂内には900体もの地蔵が奉納されている。




国宝になった経緯は最初にも書いた改修の際に発見された墨書銘に建立が1407年と書き残されていた文字が見つかった事で建立された年が明確で建立当時の姿がほぼそのまま残されている禅宗様建築の建造物として極めて貴重なものなので1952年に東京都で初の国宝建造物に指定された。





志村けんの銅像を見たついでに行った場所に国宝があるとは…東村山は侮れないところだな😅





この後、更に奥へと進む事に…続きは明日のブログに書くとしよう。





ここからは猫写真を🐱






ご飯を食べるチビ助氏。






あっという間にかっ食らっていたが帰らないので無言の追加要求を…






そこで食べ残しを集めた皿の後ろに大好物のグレービーのビーフ味を置くといかに好きかが分かる動きを😅





爆食が止まらないチビ助氏。暖かくなってきたから食べた分、しっかり動いてね😅