ラ・フォル・ジュルネ金沢でのシューマン | 近藤嘉宏オフィシャルブログ「Brillanteな瞬間」Powered by Ameba

ラ・フォル・ジュルネ金沢でのシューマン

シューマンのピアノクインテット、
充実感に包まれて終演しました!
大入り満員で大盛況、
有難うございます!

コンサートの一曲目は
ルドヴィート・カンタさんと
カザルスの「鳥の歌」を共演。
カンタさんのチェロ、心に染みました…
続くプッチーニの「菊の花」はカルテットのみ。
歌心たっぷりの表現を舞台袖で堪能。

そしてシューマン。
どっしりと重心が低く
広がりがあって、
かつ内側でたぎるような音楽。
本番では外側に滲み出す要素が増して、
そこに多くの音楽的スペースが
生まれてきました。
そのため即興的な仕掛けの可能性も
多種多様に。

何かを仕掛ければ
敏感にそれを察知して
必ず答えが返ってくる。
それを変化させてまた返し…
するとカルテットから
「おおっ!」と思うような仕掛けが来たり。
色々遊ぶこともできて、
何だかとても楽しい本番でした。
OEKメンバーの皆さん、
素晴らしかったです!!

さて、
ラ・フォル・ジュルネは次々と公演があるので、
終演後が忙しい。
既に次の出演者の方が楽屋に入る時間。
舞台ではリハーサルが始まっている模様。
ササッと着替えて、サッと会場を後に。
この段取りの速さがあるからこそ、
多くの公演を一挙に楽しめるわけですね。
スタッフの皆さんも大忙し!

最後に写真を。
前日のホールでのリハ。
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終演後、着替え終わって
OEKコンマスの松井直さんと一枚。
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