高槻でのベートーヴェン

ブログが前後してしまいましたが…
9月21日。
高槻現代劇場でベートーヴェンの3大ソナタ
「悲愴」「月光」「熱情」を。
この3つのソナタは
ベートーヴェンのソナタの中でも
飛び抜けて弾く機会が多いです。
実際、劇的表現と音楽の流れが
ピタッと一致していて無駄がない。

ベートーヴェンは作品自体の完成度が高く、
有無を言わせぬ隙のない構成力で、
まるで質実剛健な建造物のようです。
逆に作品の力に守られて、
どう弾いてもそれなりにはなるともいえますが、
それでは勿論ダメです。

ですが、日々あれこれと追求していると、
それらが確実に積み上がって行って報われるのが
ベートーヴェンの良いところ。
やり甲斐あります！

後期のソナタ、このホールで弾いてみたいなあ…