夏のクーラー

毎日溶けそうな暑さが続いています。

この暑さにはホトホト参るのだけれど、

僕は実のところクーラーがあまり好きではないのです。

ガンガンに効いて寒いくらいなら、

汗だくになる方がまだマシ。

そんな僕に言わせれば、

世の中のクーラーは皆効きすぎ。

お店、電車、レストラン等全部寒い。



でも感覚って人それぞれ違う。

凄く寒いと思っても、

汗だくになって扇いでいる人とかもいます。

これでも暑いのか…

というわけで、

自衛のため、

夏でも長袖を着ることが結構多いのが実情。



多分僕はかなり寒がりな方なのかもしれないなあ。

家でクーラーかける時も基本29度設定。

クーラーの意味がないとすこぶる不評だけれど、

とても快適な涼しさだと個人的には思っています。

ちょっと迷惑なタイプなのかも…



そんな僕だけど演奏会の本番だけは違います。

理由は２つ。

１つは温度変化によるピアノの変化を避けるため。

もう１つは舞台の照明が頭に当たって

ボーッとなってしまうのを避けるため。

お客さんが入ると、

ホールによっては２，３度平気で上がってしまうし、

舞台の照明も相当に熱い。

でも、舞台上をちょうど良い温度にすると、

客席の方が寒くなることがあって、

これが結構悩ましいのです。

ピアニストは運動しているのに舞台上は熱く、

お客さんは動かないのに客席の温度は低い。

何とかならないかな～