うちの照美は去年60を迎え、お祝いに缶ビールをケースで2箱と煙草を2カートン、赤いちゃんちゃんこはナシで送りつけました。
不定期に連絡はするものの2年ほど会ってなかったので、照美が61になる前に改めてお祝い?と言うか正月だし顔出すかと。
不意に。
(完全に年齢の計算ひとつ間違えていて実際は62歳になる。息子の慶治は気付いていなかった。)
あまり親孝行するタイプでもないんだけど。
照美はこちらが連絡しない限り連絡よこさないような奴なので、2014年早々に電話をしてみる。
たまたま電話が繋がったこともあり、じゃあ5日に行くわと。
夕方まで仕事だと言うので、それに合わせて行動を。
23歳までここに住んでいた。
東京の端っこの実家まで、片道90分ほど。
実家に最寄り駅はなく、1番近いのは北綾瀬と呼ばれる駅。
だけど、北綾瀬からじゃ実家まで歩いて30分ぐらいかかる。
それに、徒歩以外にタクシーしか手段がない。
実家帰るのにタクシーってのもなんか味気ないなぁと。
だったら次に近い駅の亀有へ行こう。
そう、
両津さんで有名なあの亀有。
ちょっと眉毛がやり過ぎだけど(笑)。
そこからバスで更に20分ほど行った場所が実家。
まぁー遠いわ。
石投げたら埼玉に届くぐらい東京のギリギリ。
ギリギリチョップ。
そんな場所へ。
たどり着いた実家のドアを叩くも無反応。
俺がガキの頃は施錠すらしなかったような家なので、鍵がかかっていたのが誤算だった(笑)。
実家を出て20年だが、よく考えたら実家の鍵持ってない息子ってどうなの(笑)。
仕方ないので実家周りを散歩する。
母校。
かなり学校に近かったが、多分1番遅刻が多い生徒だったと思う(笑)。
とにかく昔から時間にルーズだった。
そこからブラリと椎散歩。
18歳で実家を飛び出し、だけど実家にほど近い場所。
最初に一人暮らししたアパートを見に行く。
既にSURFACEとしてデビューしていたなぁ。
6畳一間のワンルームにユニットバス。
一応フローリングだったが(笑)、築年数はかなりのもの。
後に隣に姉も引越してきて(笑)、姉貴の電話の子機だけウチに置かせてもらうという技を使っていた。
永谷との連絡や、事務所との連絡など、意外と活用させてもらったなぁ。
そこからまたブラリと。
初めてのバイトはここだった。
オープニングスタッフとして1年ほど勤めた。
新人研修で評価が高かったのか、オープン初日の夜間勤務をいきなり俺と店長だけでするハメに。
店長はずっと店にいるというわけでもなく、ほぼ1人でのオープン初日だった。
なんて日だ!
そして約束の時間になったので実家に戻る。
居ない!
寒い!
まず、照美は携帯電話、文明の利器を嫌う傾向にあり(笑)、俺が払うからと言っても持ってくれないからこんな事になる!
実家の周りにスタバなどのカフェは皆無。
既に外にいること1時間以上。
大袈裟ではなく風邪ひくぞこれ。
下手すると行き違いになるかもだが、照美の勤める店に行く事にした。
歩くとそこそこあるのでバスに乗り込み目的の店に。
そして、仕事を終えた照美を捕獲成功!
クエストクリア!
また実家に戻るのもなんだなぁと亀有まで行く事に。
何軒か並ぶ飯屋の中で何が食べたいかと吟味した結果、うどんと寿司の2択になる。
そして寿司にするかぁ?となったが生憎の満席。
しかも待つのが外だった為にうどん屋に変更。
うどん屋のメニューにしゃぶしゃぶ発見の照美。
しゃぶしゃぶにしよう!となる。
いやいやいやいや、だったらしゃぶしゃぶ専門店行こうぜ?
何のためにうどん屋に入ったんだ!
聞いてない。
まぁいいか、、、。
嬉しそうに野菜をバンバン入れる照美なのでした。
そして首元のストールは俺のグッズ(笑)。
気に入ったらしく店でも付けっ放し(笑)。
このエンブレムは何?と聞くので、なんか全部俺に関連するモノだとだけ教えといた。
そして最後に間も無く61歳になる照美にお年玉も渡してきました。
最高の正月だと言ってたので、たまには親孝行するのも悪くないなぁというブログ(笑)。
なんか珍しいブログを書いたものだ。
あぁ、、、ストール売り切れなんだよなぁ、、、。