「Twitter」に登録した。

名前は「Shiinastar」という胡散臭い名前がワタクシです。

本物ですよ!!

更新を頻繁にする為のものではなく、たんに山口寛雄のツイートを読む為に登録したんだけどね(笑)。

最近はこういった無料で、手軽に、今の自分ってものを不特定多数の方にアピール出来るようになったわけじゃないですか。

誰もが主人公になれる時代。

今日のノーツには関係ないけど、まさに「キミスター★」だわさ。

ただ、だからこそ言葉を大事にしていきたいですよね。

陰口のつもりがまったく陰口になってないっていうこと結構あるざんしょ?

あるんざますよ。

ワシも気を付ける。

って事で今日もはじめましょか。





<FLY HIGH>



アニメ「CLUSTER EDGE(クラスターエッジ)」のオープニングを前提として作った曲。

アニメのタイアップを狙っていく時、大概は原作のコミックス数巻程度を資料として渡される。

「守って守護月天」の時もそうだったし、ドラマではあるが漫画が原作の「ショムニ」も台本以外にコミックスを渡された。

「お水の花道」もそうだったし、「焼きたて!!ジャぱん」もそうだったな。

だけど、「CLUSTER EDGE(クラスターエッジ)」には原作がなかったらしく(同時期に隔月刊誌で連載が始まっていたみたいだが)、分厚い設定資料や、全24話中10話あたりまでのラフ台本。

とんでもない厚さの紙の山を机の上にドン!!って置かれた。

ちょ・・・なんですかこれ・・・。

なんでも数年かけてやっと完成した物語だったらしい。

制作元のサンライズさんの本気がこの山のような資料から伺い知れる。

とにかく俺はその資料からとても重たいテーマなアニメだなぁって感じていた。

繊細な問題をアニメにしようとしていた。

それこそ人種差別を表現しているかのような描写だったりも。

戦争が引き起こした人造兵の生産と、戦争が終了した後のその人造兵の排除と・・・。

自分達が作りだしたものなのに・・・。

なんとも言葉に詰まる内容。

アニメってこんなに重い事まで表現するんだなぁって思って。

そんな一つ一つの命というか人生というかを歌詞のテーマにした。

サウンド面では永谷が「タイトルにエッジとつけるぐらいだから、エッジの聞いたソリッドなもの」とテーマを決めて制作にとりかかった。

そんなお膳立てのある中で完成したのが「FLY HIGH」であ~る!!

もうまさにアニメにドンピシャな曲を作っちゃったんじゃないの?良い仕事しちゃったんじゃないの?ってアニメのオープニングで流れてきた「FLY HIGH」を聞いて思ったものです。

アニメ自体が成功したのか、それとも?なのかは俺達には計り知れないところだけど、1からスタートするものに参加出来た事を本当に嬉しく思います。

一緒に作り上げてるという手応え等もあり、楽しかったなぁ。

「FLY HIGH」はとてもミニマムな制作でした。

インストゥルメントと呼ばれるボーカル以外の全ての音は永谷が一人で自宅で作りあげたもの。

何から何までを永谷が作りだしてます。

色んなところから素材を引っ張り出して、自分色に染め上げた世界はまさに永谷ワールド全開。

一瞬の隙も見せずに攻めて来るサウンドのソリッド感や、エッジの聞いたカッティング、まさに自分が掲げた通りのテーマに仕上がってる。

職人じゃん・・・。

細かい事言うと全面に出てくるギターリフもですが、2番のAメロのギターが好きです。はい。

そしてカップリングの「モノクロカプセル」も永谷ワールド全開で。

ただ、この「モノクロカプセル」はボーカルレコーディングのスタジオで初めて完成系のアレンジを聞いたというギリッギリの作業だった(笑)。

俺の書いた歌詞にいたく感情移入出来たらしく、もっと歌詞に寄ったアレンジがあるんじゃないか?と悩んだ結果時間がかかったらしい。

当日にアレンジを聞いてあのボーカルを乗せられる椎名慶治のスキルはデビュー当時よりは上がってる、成長出来てるのかも知れないって思ったレコーディングだった。

だって2番の歌詞を歌ったのこの日が初めてよ?(ぇー!)

歌詞のハマリ具合いとか悪かったらどうするの?(知らんわ)

どんだけ俺を信頼してんだか知らんけどもうちょっと早く制作してくれるとおじちゃんは助かるんですよね喬夫ちゃん(笑)。

でも「この人に任しとけば大丈夫」っていうそれだけ信頼してくれる事に嬉しさもあったりね。

ALBUM「resurface」には収録されていないもう一つのカップリング「シンプルシンボル」もとても好き。

是非シングル「FLY HIGH」を購入しなさい。(命令か)

そしてPV撮影ですが、1番の苦労は鷹(鷲?)かな(笑)。

鷹と鷲って体の大きさで名前が変わるらしく、どっちだったか思い出せないけど、鷹って事にしとこう。

その鷹の撮影は鷹職人A(そういう名じゃないだろうけど)が鷹を腕に乗せ固定しておき、もう一人職人Bが餌を手に持ち何か合図を出す。

そのAからBに目掛け飛んでいくところを撮影するわけです。

説明ではそんなに難しくないかも知れないですが、鷹は風の抵抗をなるべく受けないように飛ぶ鳥らしく、そしてこの日は上空ではかなりの風が吹いていたらしく思いっきり見た事もないような低空飛行(笑)。

ちょ!地面スレスレやんけ!

「お!今回は高く飛んだぞ!」って思えば縄張りを荒らされたと勘違いしたカラスの軍団にものっそいじめられてあらぬ方向に飛んで行く。

ええ・・・何処行っちゃった・・・?

ってか空の王者の貫禄やプライドはないんですか・・・。

とにかく良い絵を撮るのに凄い時間かかったのだけは覚えてます。

んが!!

そんな一部始終をただ一人見ていない男が。

自分の出番の全てを撮り終えた永谷は車で爆睡して見ちゃいねえ!!

ちょおおおお!!大変だったっつの!!

他にも本物のアーミーナイフで麻袋を切り裂くシーンではアーミーの切れ味が悪いのか、思いのほか麻袋が切れずに「ふん!ふん!」って凄い力が必要でNGを出したり。

でも麻袋の中から自分が出てくるシーンとかゾクっとするよアレ・・・。

パッと見俺って分かり辛いから死体のようにも見えるしさ(笑)。

そして鷹を目で追うようなシーン。

鷹が飛んでると想定して空を見上げる椎名慶治の演技ね。

うまくね!?

だけど、その一連の撮影も永谷は一切見てませんからね!!

何時間寝てたんだよ!!

撮影を終えて「今日の撮影はどうでした?」というオフショットの時に無理矢理起こしたけど、あそこで起こしてなかったら家に着くまで起きなかったんじゃ(笑)。

って事で椎名の、椎名慶治の(2回言うか)頑張りを是非「resurface films」で見てください(笑)。

「resurface films」では副音声にて若干verの違う「FLY HIGH -Re:arrange-」が聞けちゃう。

他にもPVとは別テイクのCMスポットもとてもカッコ良くて好きでした。

総合するとsurfaceになっても変わらずカッコイイって事で本日のライナーノーツに代えさせて頂きます。

ではまた明日でやんす。



PS.「数時間前の景色II <後編>」も一つ前のエントリーにアップされてます。読みたい方は是非自分でさかのぼってくださいな。





Last Attraction/SURFACE


2010.04.28 Release!!
UMCK-1350/1351
¥3,800(tax in)
[初回生産分]解散ライブ先行予約案内封入

<購入者先着特典:ポストカード>
※先着特典となります。数に限りがございますのでお早めにご予約ください。
※一部CDショップ、ECサイトでは特典がつかない場合がございます。
ご予約、ご購入の際は予めご確認をお願い致します。


♪SURFACE解散ライブ♪
「Last Attraction」
■日程:2010年6月13日(日)
■会場:東京国際フォーラム・ホールA
■時間:OPEN 16:30 / START 17:30
■席種・チケット代:全席指定 ¥5,800(tax in)
■チケット一般発売日:2010年5月8日(土)
■お問い合わせ■
VINTAGE ROCK 03-5486-1099(平日12:00~17:00)


♪着うた(R)、着うたフル(R)配信中♪
レコチョクmusic.jpdwango他にて名曲を配信中。



$SURFACE 椎名慶治オフィシャルブログ「いつも何か考えてます。」Powered by Ameba



famima.comさんで過去2回に渡り展開してきたコラボレーションGOODS。
コンプリート・ベスト・アルバム「Last Attraction」リリースに合わせ今回も実現。
今回は、SURFACEの二人も使用している、二人のこだわりが随所に反映された限定コラボレーションベルトになります。
華やかかつ上品な商品で、スタッズなど全てハンドメイドの商品になります!
みなさんチェックして下さいね!

詳しくはこちら