シーズンイン準備その②として、クーラントとリアブレーキフルードの交換を行いました。クーラントは1年半程前、リアフルードは約2年前ぶりの交換になります。

オイルとフロントブレーキフルードと比べてサボり気味です。



▪️クーラント交換


カウルを外してラジエーターにあるドレンボルトを外して古いクーラントを排出します。

※作業の詳細は過去記事で

青色のクーラントのはずですが結構汚れています。前回洗浄はしていないので純正の赤色も混じっているのかと。

※排出の際はサイドスタンドで左側へ傾けた方が良いです。水平状態だと排出されたクーラントが車体をつたってこぼれます。



リザーバータンクも外して中身を排出します。



クーラントは今回もこれです。前回の余りを使います。




中に残った古いフルードを押し出すためにドレンを開けたまま新しいフルードを注ぎます。

フルードは入れ易いようペットボトルに入れ換えています。



キレイなフルードが出てきたら完了です。



ドレンを閉めて


①クーラントを満タンに注ぐ

   ↓

②エンジンを数秒ON

   ↓

③エアが抜けて液面が下がる


液面が下がらなくなるまでこれを数回繰り返します。


最後にラジエーターキャップを取り付けてエンジンをON、ファンが回るまで待つ。

触れるぐらいまで温度が下がってからキャップを開けて液面を確認して終了です。

リザーバータンクへの補充も忘れずに。



▪️リアブレーキフルード交換

※こちらも作業詳細は過去記事で。


キャリパーを外して吊るす事でキャリパー内のエアをドレンへと上げます。



ローターの代わりにスパナをパッドに挟みます。

あとはドレンにメガネレンチとホース・キャッチタンクを取り付け、排出作業を行います。

リザーバータンクを空にしないよう注意が必要です。



かなり汚れていたのでついでに清掃を行います。




ブロアーで乾燥させて。



仕上げにピストンにメタルラバーを塗布。



キャリパーを取り付けて完了です。

キャリパーボルトのトルクは25Nmです。




クーラント交換の効果は体感は出来ないですが、リアブレーキは明らかに感触が硬くなり反応が良くなりました。

先日のオイル、フロントブレーキフルードと併せて油脂類の交換は全て完了です。

これで不安無く気持ちよくシーズンに入れます。



おわり