レアメタルとリサイクル | 前参議院議員 小見山よしはる オフィシャルブログ

レアメタルとリサイクル

岐阜市在住の大学生のKさんから、「携帯電話やゲーム機に、レアメタルが含まれていると聞きます。希少な資源なので、循環できるような仕組みをつくるべきだと思います。小見山議員は、どう思われますか?」という質問を頂いています。

 質問を有難うございます。大学でも、環境分野の研究をされていると伺いました。良い成果が出るよう、頑張って下さい。

さて、今回のレアメタルが循環する仕組みづくりの件についてですが、私もKさんに、全面的に賛成です。政府も、現在、レアメタルの再利用制度を一刻でも早く整えることができるよう進めています。 社会の仕組みをつくるときは、法律をつくらなければなりません。今回の関係法令は「資源有効利用促進法(3R法)」ですので、今、3R法の改正と、必要な法令整備を検討しています。

 リサイクルの対象となるレアメタルは、リチウム、マンガン、コバルトなど13種類。対象となる電子機器は、携帯電話、ゲーム機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、DVDプレーヤー、電子レンジなど1020程度です。レアメタルは、エコカーやハイテク製品をつくるときに必要な資源ということもあり、今後、確実に需要は増えていきます。

 間もなく、政府は、リサイクル業者、家電量販店、市町村などと協議に入ります。今のところ、リサイクルの際に採算がとれない場合は資金を支援することは決まっていますが、詳細な仕組みの流れは、これから詰めていくところです。Kさんも、3R法の改正等にむけての動きが、報道されたら、「レアメタルの再利用制度を実現するための動きだよ。」と、ご友人にもお伝え下さい。資源の安全保障力を強化する上でも、一刻も早いレアメタルの再利用制度の実施にむけて、より一層、スピードをあげて動いていきたいと思います。


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