次世代のエネルギースタンド・・・「GSからES」へ! | 前参議院議員 小見山よしはる オフィシャルブログ

次世代のエネルギースタンド・・・「GSからES」へ!

ガソリンスタンドは、地域のエネルギーの拠点です。しかし、近年、低燃費車が増えていることや原油価格の中期的な高止まりなどで、厳しい経営状況となっており、実際のところ、ガソリンスタンドの60%が赤字です。ガソリンスタンドの売り上げの60%は燃料で、40%が洗車サービスやタイヤなどの売り上げですが、低燃費車が増えていることから、今後、ガソリンスタンドを中心にどんなビジネスモデルが展開できるかについて考えていくことが、今後の方向性に大きな影響を与えると思います。


 近未来の自動車の主流となるのは、ハイブリッド車です。家庭のコンセントで充電できるプラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池自動車といった次世代自動車の普及加速にむけて、政府は、2020年に新車販売台数の80%を先進環境対応車とする目標を掲げています。私は、こうした自動車市場の構造変化をチャンスと捉え、新しいエネルギーの流通の核として、ガソリンスタンドが位置づくポテンシャリティは高いと考えています。


 今月初めに、経済産業省選定した「EV(電気自動車)PHV(プラグインハイブリッド車)タウン」(第2期)のひとつに、岐阜県が選ばれました。「EVPHVタウン」は、日本でEV・PHVを普及していくために、いろいろな社会実験をしながら、具体的な行動計画を考えていく事業です。


 次世代エネルギー源の本命は電池です。日本は世界最先端の電池研究開発と技術水準をもっています。次世代のガソリンスタンドのあり方を考えるにあたって、様々なビジネスチャンスのアイデアの宝庫となっています。

 例えば、EVPHVは充電に時間がかかるため、通信情報サービスの提供が必要です。充電できるスタンドがどこにあるかを探すナビシステムや、充電時間を創出する街づくりの発想が大切となってきます。 


ガソリンスタンド=GSが、今後、「エネルギースタンド=ES」としてのサービスを提供し、地域のエネルギーの拠点としての機能をもつことで、次世代のガソリンスタンドの方向性が見えてくるのではないでしょうか。家族で経営しているガソリンスタンドは、岐阜県にもたくさんあります。今まで地域のエネルギーの拠点を守ってきた地域のガソリンスタンドこそ、顧客のニーズを一番知っていると思います。現在、経済産業省では「次世代SSの在り方に関する研究会」を立ち上げ、様々なビジネスモデルについての研究を行っています→http://www.enecho.meti.go.jp/topics/090331/index.htm  


そこでの議論をふまえて、全国44000のネットワークをもつガソリンスタンドの強みを生かし、次世代ガソリンスタンド化を目指した、人材育成に関する研修事業もスタートしています→http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/jisedaiss%20koubo.htm   


GSからESへ・・・。地元岐阜県でも、研究会を立ち上げ、様々なビジネスモデルの可能性を探り、次世代のエネルギースタンドの実現にむけて、挑戦していきたいと思います。


小見山幸治 オフィシャルブログ「新しい力で 改革スタート!」Powered by Ameba


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小見山よしはる公式サイトクリスマスの夜サンタクロース http://www.komiyama.to