これからの介護サービスの方向性 | 前参議院議員 小見山よしはる オフィシャルブログ

これからの介護サービスの方向性

 きょうは、厚生労働省老健局高齢者支援課の方々に私の事務室におこし頂き、「これからの高齢者支援のあり方」について、施設整備の視点から、ヒアリングと意見交換を致しました。


 わが国は、2015年には4人に1人が65歳以上という超高齢社会を迎えます。安心と幸せに支えられた長寿社会を実現するためには、年金や介護保険制度、医療制度のあり方について、真正面から議論を進めていかなければなりません。高齢者がいつまでもはつらつと生きがいをもって豊かな生活を送ることができるように、介護の質を向上していくことはとても大切です。


 きょうは、介護サービスの基盤整備の施策展開について学びを深めました。できる限り住み慣れた自宅や地域で生活が継続できるよう在宅のための特別養護老人ホームなどの施設の整備を図ることが、これからの介護サービスの考え方となります。今までは、効率性やスケールメリットという観点から大型の施設が主流でした。


 私は、高齢者の方々の生活空間をそのまま施設の中につくっていくことが、これからの施設づくりの方向性において、とても重要だと思います。地域密着型サービスや地域ケア体制を充実して、高齢者の方々が住みなれた自宅や地域で人生を送れるように、ひとつひとつかたちにして参ります。



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