多分に漏れず武豊町でも空き家対策は問題となっています。昨期、総務企画委員長を務めさせていただく中、空き家問題に対し、条例制定も含めた調査研究をしてきましたが、やっと国の方も動き出してくれました。市町村は治安や防災上問題が懸念される空き家の所有者に撤去や修繕の勧告、命令ができることになりました。武豊町では業者による調査で、およそ260件の空き家が存在しています。住宅戸数は約17,900軒で1.4%と単純に計算できるわけですが、武豊町ではアパート・マンション・社宅などの集合住宅に住まわれている方が多いですから、実際は数値はもっと大きくなることは明白です。町では空き家に対し、作業部会(防災交通課・都市計画課・土木課・総務課・環境課・税務課)を設置し、これまでも対策を県としてきましたが、法施行により、一層踏み込んだ対策をスピィーディに行うことができるようになりました。所有者不詳の土地、解体するにも費用が捻出できないときはどうするのか、議論はつきませんが、よりよいまちづくりに一歩近づいたと認識しています。{0A99D337-13C8-4F19-99E0-A06551E9CE66:01}
(中日新聞1面)