.NPO法人建設政策研究所主催、地方議員研修会へ。福島議会議員13名をはじめ、全国より多数の議員がされていました。メインテーマは「地域振興に貢献する防災型まちづくりの基礎を学ぶ」。24日は2講座です。

 最初に、宮崎益輝関西学院大学より「災害から住民をいかに守るか ~防災・減災における国と自治体の役割」についての講演。主な内容。大震災においては防災ではなく減災の考えが必要。減災のための対策と住民視点として、持続的、多面的な、公共的、共創敵的な取り組みが求められる。被害者の立場に立った支援の必要性。災害に強い住民を育てる必要性。大きな公共による防災の限界を小さな公共による減災で補完する。「もたれあいのシステム」から「助け合い」のシステムへ。阪神大震災では自助・共助・公助が6:3:1の割合だったが本来は3:3:3くらいが妥当。行政の体制強化が求められる。大きなな震災を受け行政は共助にたよるのではなく、まずは、行政としてなにができるか考える時だと考えます。

 次に、深尾雅之日本科学者会議京都支部・元静岡大学教授より、「福島原発から何を学ぶか」をテーマについての講演。主な内容は、福島原発の事故、概要、処理について。電力供給の近代化、代替エネルギー、放射線障害などお話しいただく。今後のエネルギー政策については、多様な考えがあります。オープンななかでのしっかりした議論が必要だとかんがえます。

 明日は分化会、「地方自治地帯の財政の基礎」を選択しました。しっかり勉強してきます。






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