(6月27日中日新聞県内版より)

(前略)~審議されたのは「市長不正行為の全容解明と再発防止のための倫理条例制定を求める請願」。~(中略)~請願は失職した元市長の疑惑を調査するため、地方自治法に基づく百条委員会の設置を求める。再発防止のための倫理条例の制定も目指しているが、同委員会や二十二日の議会運営委員会では、ともに不採択となった。~(中略)~西尾市オンブズマンの公開質問状では、公職者倫理規定の制定に、候補者の大多数が原則的に賛成だった。今回の不採択を聞き、「市議選での訴えはうそだったのか」と訴える。不採択の立場で意見を述べた議員は、元市長の疑惑追及について「司法に任せるべきでは」百条委員会の設置に消極的。倫理条例の制定には「現状でも県職員倫理規定を準用しているから」との理由で不要とした。「それでも不正を防げなかったのはなぜか」と。西尾市の再生に、議会の姿勢が問われています。

さて、武豊町では、ブログにて、先に報告させていただきましたが、私ども会派情熱で6月議会において「政治倫理に条例の制定について」議案を提出させていただきました。議案に対する質疑、委員会審査をうけ、今議会での可決は不可能と議案の撤回をさせていただきましたが、撤回自体が賛成8、反対9で少数否決。そして、議案も否決。本町では、現在までに条例が必要となる事態はありませんでした。だからといって、本条例がなくて良いとは考えません。議員とはなんたるか、誰のための議会か、今一度見つめ直し、残りの任期を全力で臨みます。
愛知県武豊町議会議員 石川よしはるの日記-P1002291.jpg