武豊町環境課より表題の件報告がありました。

去る11月12日お知らせしました見出しの件につきまして、㈱中部電力より、その原因と対策について報告がありました。

1.概要 11月11日2137分、2号機冷却水冷却器海水電解装置を覆ってあるステンレスカバーが大きな音を立て外れ破損した。カバーの外れににより注入ポンプのモーターもカップリングからはずれ倒れた。直ちに電解装置の電源及び注入ポンプ電源を切り、電解装置の海水系統を分離した。なお、事故による周辺環境への影響はありませんでした。

2.原因 冷却水冷却器海水電解装置の長年の使用により配管に微細な穴が開き、海水の電気分解で発生した水素ガス漏れ、雨水進入防止用の密閉状の装置カバー内に滞留したところへ、漏水により装置内の漏水検知器(*)の電気スイッチが動作して発生した火花により、引火爆発した物であるとわかりました・(*)漏水探知機は、冷却水冷却器海水電解装置カバー内に漏水した海水を検地し、警報は発信する設備です。

3.対策 冷却水冷却器海水電解装置カバー内に水素ガスが滞留しないよう、カバーに換気口を設けることとしました。今後は再発防止対策の徹底に務めてまいります。