【由来】
「迎」のもつ意味として、1つには大迎骨、すなわち下顎骨のことであり、もう1つには承泣穴と頭維穴からのびる2本の経脈がこのツボのところで迎合し、さらに下がって人迎に至ることを指すと考えられる。また陽明経は気血が多く、脈気が盛大な経脈であるために、大迎と名づけられた。

【別名】
髄孔

【位置】
下顎骨の前方にあり、咬筋付着部の前縁で、口を閉じてふくらませた時にできる溝の形をした陥凹の末端部。

【解剖】
咬筋の停止部前縁にある。
前方に顔面動・静脈がある。
顔面神経の下顎縁枝と三しゃ神経3枝の頬神経が分布。

【主治】
牙関緊急、口角のゆがみ、頬の腫れ、歯痛。ツボの話-110313_2249~0001.jpg

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