こんにちは。ゆっかです。

 

第4章に入りました。この章では、よしジムに導入したトレーニング器具やその他諸々の物(愉快な仲間達)の紹介と、その使い心地などについてお伝えしようと思います。

 

 

4章のトップを飾るのは“チェーンブロック”。

軽めのヤツから始めたいと思います。

 

 

 

よしジムでは、サンドバッグを梁から吊り下げるためにチェーンブロックを使っています。

 

『【第2章 仮設ジム】6. 強いぞ、サンドバッグ!』でも簡単に触れましたので、こちらもどうぞ。

 

 

よしジムで使っているのはHHH(スリーエッチ)という会社のチェーンブロックです。

いつものように、よしさん&パパさんがカインズで購入しました。

100kg用でも足りそうですが、余裕を持って1t用を選んだそうです。


 

チェーンブロックは本来、工事現場や工場、物流拠点などで、重い物を軽い力で上げ下げするために使われている道具です。

 

↓チェーンブロックの仕組みや使い方がよくわかるサイト

https://electrictoolboy.com/media/12242/

 

 

おそらく作っている人達も、チェーンブロックにサンドバッグをぶら下げて使う人間がいるとは思いもしないでしょう。しかし、これがなかなか使い勝手がいいのです。

 

 

使い方は、まず丈夫な梁を用意します。

本堂の梁は大工さんが太鼓判を押すほどのぶっとくて丈夫な梁なので、たかだか45キロのサンドバッグと10kg程度のチェーンブロックではビクともしません。

 

 

次に、梁を傷めないように、床に敷いているゴムマットの余りを程良いサイズにカットして梁に巻き付けます。ゴムマットが広がらないようにワイヤーで留めます。

 

チェーンブロックは単体ではぶら下げることができないので、チェーンブロックをぶら下げるためのワイヤーを用意します。よしジムではワイヤーロープを使いました。

 


 

ワイヤーロープは、土木工事で重機を吊り上げるために使われるものだそうです。

 

急斜面で作業するショベルカーを見たことがありますが、あれはショベルカー単体で斜面にとどまっているのではないそうです。斜面の上にある木や打ち込んだ杭とショベルカーをワイヤーロープでつなぎ、落ちないように固定しているのです。

(何でひっくり返らないんだろう?という長年の疑問が今晴れました)

 

重機をぶら下げて大丈夫なのだから、相当丈夫なはずです。

 

 

ワイヤーロープにチェーンブロック本体に付いている上フックをかけ、準備は完了です。



 

サンドバッグをチェーンブロックの真下に置き、ハンドチェーンをガラガラ手繰り寄せます。下フックをサンドバッグ上部の金具にかけ、ハンドチェーンを先程とは逆方向に手繰り寄せます。

 

程良い高さでとめて、チェーンを柱につけたカーテンを留めるアレに引っ掛けて完成!




とても軽い力で、あっという間に設置できます。

 



使い心地は

準備でチェーンをガラガラやるときは大きな金属音がしてちょっとうるさいですが、こればっかりは仕方がありません。

サンドバッグ使用中は集中しているし、TVをつけたり音楽を聴いたり、周りが賑やかな状況なら、チェーン同士がぶつかる音は気になりません。

 

 

当初は梁にフックを打ち込んで、ボクシングジムのように固定式にするつもりでした。



https://product.rakuten.co.jp/product/-/27219d2ec05b4bff3dd454b0987bc3f7/


でもこれなら梁を傷めないで済むし、その気になれば移動も簡単にできます。よしジムには合っていました。


 

 

このチェーンブロックはサンドバッグをぶら下げるだけでなく、トレーニング用のゴムを引っ掛けてジャンプするトレーニングでも活躍しています。





今後はフライングヨガなんかもできたらと、パパさんが目論んでいました。

 

 

 

多目的に活躍するチェーンブロックと、この方法を提案して下さった松本材木さんに感謝です。

 

 

おまけ。

チェーンブロックには機械油が差してあるようで、触ると手が若干オイリーになります。それから削れた金属の粉も手につくので、触った後はドラム缶洗面台で手を洗いましょう。