先週はブログを更新することができず、失礼いたしました。三日坊主ならぬ、三週間坊主をかましました。

実は黄金週間に目撃情報が多発する、リア充並びにキラキラ家族連れ達から逃避するために、3,4日間家に籠っていました(嘘です)。普通に風邪をひいて寝込んでいたところ、気づけば日曜20時を回っておりました。

 

私は基本的に年に2回の半年周期で体調を崩すため、いい加減その悪いサイクルを治したいと思っています。別に何をするというわけではありませんが、今回は何事もなく4月を乗り越えたので、今回こそは健康に過ごしていけると思っていました。しかし残念ながら、野菜一日これ一本の効果も虚しく、無事体調を崩しました。多分、夜中に海辺の砂浜で黄昏ていたのが原因でしょう。

言い訳はこの辺にしておいて、そろそろ本題に入っていきたいと思います。今回のテーマはずばり、風邪も普通にキツくないか!?(だから休ませろ!)ということです。

私が小中高校生だったころ、朝起きて体調が悪いと感じても、熱が高くなければ休ませてもらえませんでした。そして、学校で体調が悪くなったとしても、同様に熱がなければ、保健室で少し休んでまた授業に戻らされるのが常でした。

大学生になると、そのあたりは完全に自己責任になります。今回私は、出席点と体調を天秤にかけて、後者を選択しました。しかしながら社会人になると、再び風邪程度では休めなくなると聞き、絶望しております。

 

ではそもそも、なぜ風邪では休ませてもらえないのでしょうか。私が考えるその理由は、主に二つあります。一つ目の理由は、「悪貨は良貨を駆逐する」と同じ原理が働いているからかもしれません。つまり、仮病を使っている人々が、本当に体調が悪い人の症状の信憑性を低下させ、結果としてみんな多少の体調不良では休ませてもらえなくなる、ということです。

 

例えば、前述した学校の例で言うと、時々、体調が悪くないのにもかかわらず、仮病を使って休もうとする人がいます。咳やだるさなどはうまく演技をすることができるので、本当に体調が悪いのかを判断しかねます。そこで、熱、つまり体温という客観的な証拠に頼ることによってのみ、体調が悪いか、否かということを先生や、親などはしようとします。もし仮病を使う人がいなければ、咳やだるさなどでも判断してもらえるようになるかもしれません。

二つ目の理由は、風邪でも一応は動けるので、完全に休ませるよりかはマシだろうと考えているのかもしれません。会社の例で言うと、社員が1日休むと、8時間分の労働量が得られなくなります。しかし、たとえ風邪であっても働いてくれたら、4時間分くらいの労働量は得られるでしょう。その場合、一応出社させて働かせた方が、会社にとっては多少の利益を得られるということになります。

 

以上の二つが、風邪でも休ませてもらえない理由と言えるでしょう。しかしながら、風邪をひいているのに無理に頑張ることによって得られる利益は、所詮先生、親、会社から見た短期的なメリットでしかなく、長期的には、体調が悪い本人も含めた、全体に悪影響を及ぼすと考えられます。

 

まず、体調が悪い人が無理に学校や会社に行き続けると、治りが遅くなってしまい、最悪の場合にはそれが悪化してしまう恐れがあります。そして、長期間にわたる体調悪下は、健康時に比べてパフォーマンスが落ちているため、生産の総量は間違いなく低下するでしょう。

 

ごちゃごちゃ書きましたが、結局言いたいのは、

 

風邪は普通に辛いです。

 

そして、その状態で学校や会社に行ったところで、あまり動けないので、ならばしっかり休ませて、すぐに回復させた方があんたたちにも得だよ。
 

だから休ませろ!

 

と言う感じです。

謎に、机に座っている時間が長い方が偉いみたいな風潮はあまり良くないと思います(当然、忍耐が必要な時があるということは認めます)。要するに、目的と手段を履き違えるべきではないということです。時間絶対主義、皆勤賞主義にさよならするべきです。

本当は、できるだけ時間をかけずに、より多くの成果を上げたほうがいいわけで、時間と成果を比例関係で捉えていること自体が間違っているんじゃないか。僕はそう思いますね(p.94)。

 

そういえば、私はよく課題が終わっていなかったので、仮病使って休んでいました。


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