6月の歌舞伎座は
萬屋一門の初舞台&襲名披露



目出たい!

そして可愛い!

次世代の瑞々しい女形と
更にその次を担うであろう
幼い役者に
拍手が止まらない

みんな頑張ってスター

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先ずは
芝居友達と歌舞伎座喫茶室で
待ち合わせ

小1時間歌舞伎談義で
エンジンを温めてからの
夜の部観劇


一幕目

南総里見八犬伝



 若手俳優が揃い

暗闇の中誰が居るか探りながら

舞台上で型を見せる

“だんまり”が見せ場



10代には初々しい華を

20代には迸る躍動感を

30代には頼もしいエネルギーを感じ

歌舞伎の様式美を満喫



二幕目

山姥



大好きな舞踊

常磐津“山姥”が劇中にある演目で

坂田金時(金太郎)と

その母の物語


まだ幼いながら

勇猛果敢な若武者の門出の話は

襲名披露にピッタリの狂言



この劇中

悪巧みの右大将を成敗に行く

先陣の役目を

坂田金時が仰せつかる場面で

襲名の挨拶


五代目時蔵改め初代萬寿

四代目梅枝(萬寿長男)改め六代目時蔵

六代目時蔵長男大晴君が五代目梅枝を

それぞれ襲名


また

獅童丈の息子君2人も

初代中村陽喜、夏幹と名乗り

初舞台


幼い役者の懸命な姿は

ただ一言

良い!




三幕目

魚屋宗五郎



獅童丈初役の宗五郎


妹の死を悲しむ抑え目の芝居から

絶っていた酒を飲み

酒乱の質が徐々に現れ

無実の妹を手討ちとした

殿様への怒り…


酔いが覚めてからの

居た堪れなさや

町人の分を弁えた態度

世話物のおかし味、人情味…


女房おはまの七之助丈が

しっかりと支えて

いい舞台だった


にっこりにっこりにっこり




さて

この日の装いは


白柳の無地単衣に

黒地に丸菱の絽名古屋帯



帯周りは

緑と白の暈し絽帯揚げに

緑と薄橙の帯締め



前回ワントーンで

ボヤけた感じだったので

今回のテーマは

色を足す&色で締める!


自分に似合うコーデを極めるのは

なかなか難しいけれど

楽しいですね♪


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