♪橋詰ピアノ教室♪
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秋に演奏する連弾曲の候補として、フランツ・リストの
ハンガリー狂詩曲第2番
の練習を始めました
リストのハンガリー狂詩曲はロマ（ジプシー）が演奏していた民謡をテーマに用いています。
チャールダーシュの前身のヴェルブンコシュという形式で作られているのですが、ヴェルブンコシュとは異なるテンポの複数の楽節で出来ている曲のことです。
ハンガリー狂詩曲第2番は
ゆっくりのテンポのLassan（ラッサン）
で始まり、途中から
速いテンポのFrisuka（フリスカ）
という形式。
Lassanは哀愁漂う物悲しいメロディー
たっぷりと歌いたくなります
Frisukaの出だしはロマによる悲しげなヴァイオリンのソロといったところですが、次第に激しさを増し時には陽気なメロディーを奏でながら、リストの超絶ぶりを見せつけます
途中運動会でお馴染みのクシコスポストの一節も出てきます🏃♀️
連弾の編曲はフランツ・ベンデル
原曲はシャープ4つの嬰ハ短調で『ド♯』から始まりますが、連弾は二人で演奏することを考慮して？でしょうか・・・
フラット3つのハ短調、『ド』始まりです。
私はプリモ（高音域のパート）を担当🎹
なので細かい音多めです
途中音が薄い（少ない？）と感じるところはソロの原曲と見比べて音をちょい足し
連弾はソロより圧倒的に弾く音が少ないのですが、二人で弾くので当然片方の腕が相方と密着していて不自由（笑）
ゆえに弾きにくいところもあります
時には重なったり交差したりもしますからね
ハンガリー狂詩曲第2番は狂詩曲の中で最も有名で、漫画映画の中で曲中のパッセージが使われるようになりました。
トムとジェリーのアニメにも使われていましたよ
YouTuberピアニストのCANACANAさんがアニメに合わせて演奏される動画は私も大好きです