1995年1月阪神・淡路大震災がおき、同じ年の3月に地下鉄サリン事件がおきた。そして、あの頃、ノストラダムスの大予言1999年7月に世界が終わるかもと不安にかられた記憶が蘇る。そんな時代を描いた早見和真さん原作をドラマ化した「95(キューゴー)」を見始めた。あの時代、自分は何を考えていたのか?興味がわき、観ている。


〈中央 高橋海人さん〉


あらすじは、

「日本の音楽産業の30年」について取材を受けていた広重秋久は、高校時代の話を聞かれ戸惑っていた。自分の人生を変えた29年前の出来事。これまで蓋をしていたあの頃の記憶が鮮明に蘇る。

1995年3月20日、成績優秀で品行方正な高校生だった秋久(髙橋海人)は、地下鉄サリン事件をきっかけに人の死に直面し、動揺する。世界は本当に終わってしまうのか。言いようのない感情を抱え、持て余していたときに、これまで話したことのなかった同級生・鈴木翔太郎(中川大志)に突然呼び出される。「ぼんやり大人になって、ぼんやり死んで、お前は満足なんだな?」悶々とした気持ちを焚き付けられ、強制的にチーム(仲間)に誘われる。


 1995年当時のファッションや音楽やポケベルやチーマーなどを見ていると、まだ、29年しか経っていないのに、今の世の中が様変わりだと気づく。でも、若者が時代に抗い、必死に生きる姿は、時代が変わっても変わらない。あの頃のエネルギーを感じ取りたい。爆笑