暖かく天気もよく、桜も満開の中、ユネスコ無形文化遺産で、国の重要無形民俗文化財「犬山祭」を久しぶりに見に出かけた。毎年、4月の第1土日に開かれる。車山(やま)13両が、満開の桜の中、針鋼神社前に勢揃いし、バックに、国宝犬山城が見える。あまりに美しすぎる景観だ。これは、世界に誇れる素晴らしさだ。だからか、見物に外人さんも多い。


〈美しさの三重奏 桜と山車と犬山城〉





 城下町のメイン通り、本町通りは、飲食店が数多く食べ歩きもでき、賑やかを通り越して、まっすぐ歩けない。
 今日は、まず、例祭元の針鋼神社にお参りして、山車のカラクリ人形をいくつか見てから、国宝五城のひとつ犬山城に出かけた。犬山祭の開催日だったせいか、入場までに30分以上かかり、入場してからも、天守へ行く階段は交互通行だし、大渋滞していた。


〈国宝犬山城 別名白帝城〉



 犬山城は、織田信長の叔父である織田信康が築城し、小牧・長久手の戦いにおいては、豊臣秀吉が入城している。天守にのぼると、豊臣秀吉の写真もみられた。また、日本に現存する天守の中では、最も古い。天守からの眺めは、超・絶景❗️濃尾平野が見渡せ、近くに、尾張富士が見え、小牧山や名駅の高層ビル群も遠くにみえた。木曽川の流れもゆったりし、風光明媚な眺めだ。





 犬山市は、愛知県の中では有数の観光地。「明治村」、「リトルワールド」、「モンキーパーク」そして、国宝犬山城の城下町の街並みや桜や紅葉などの自然の景観。更に、味噌田楽やあゆの釜飯など、グルメの魅力も満載。ちょくちょく来たい隠れ家的場所だ。爆笑