2007年公開の竹内結子主演映画「サイドカーに犬」をひさしぶりに観た。男4人集まれば、麻雀など日本の夏らしく、のどかな雰囲気の中で、自由奔放な竹内結子さんの演技が光る心温まる優しい映画だ。樹木希林さんや太宰治の「ヴィヨンの妻」の文庫本なども登場して懐かしかった。






あらすじは、

80年代初頭のある夏の日、10歳の薫の母が家を出た。数日後、薫の家に突然“ヨーコさん”(竹内結子)という若い女性が自転車に乗って現われる。男勝りで天真爛漫なヨーコは、神経質な母とは正反対の性格で、そんな彼女に始めのうちは戸惑う薫だったが、やがて憧れのような感情を抱いていく。


 かっこいいスポーティーな自転車で風のように颯爽と現れ、薫の家に上がり込んでご飯を作るヨーコ。買い物も、カレーを作るのに材料をざっくりと買い物かごに入れたり、ムギチョコをまとめ買いするなど目をパチクリさせる薫。ヨーコは自転車が乗れるようにおしえてくれたり、キャッチボールをしたりと、子供たちにとってはさぞかし素敵な姉御だと思う。ヨーコのこんなふうな気ままに生きる姿がとてもかっこいい。竹内結子さんも役柄だけでなく、私生活もこうだったならと思わずにはいられない。爆笑