1981年のブルック・シールズ主演と2014年のガブリエラ・ワイルド主演の二つの青春ラブロマンス「エンドレス・ラブ」を観比べてみた。
〈1981年版 ブルック・シールズ〉
〈2014年版 ガブリエラ・ワイルド〉
随分、ストーリーが違った。永遠の愛の狙いは一緒なんだろうけれど、トータルで、1981年版が良かった。もともと、1981年版しか知らなかったし、リメイク版があったなんて知らなかった。しかし、リメイクが出てると知ったら、気になったから、観たくなった。
全てにおいて、1981年版が、勝る。ダイアナロスとライオネルリッチーのテーマ曲がまず、素晴らしいし、ブルック・シールズの美貌も勝るし、ストーリーも泣かせる。
ストーリーのベースは、どちらも
17歳のデヴィッドは、15歳の美少女ジェードにすっかり心を奪われていた。やがて2人はお互いに親密な関係になってゆく。しかし初めは2人の交際を暖かく見ていたジェードの父ヒューがある夜、ジェードの部屋で裸のままでいたデヴィッドを見て激怒してしまい、彼はバタフィールド家に立入禁止になってしまう。
大きなシーンの違いは、
1981年版では、ジェイドの父親が交通事故で亡くなるが、2014年版ではこのシーンはない。
2014年版では、別荘の湖でジェイドが水着になって飛びこむが1981年版ではこのシーンはない、
とか、いろいろ違った。
特に、印象に残るのは、
1981年版で、ジェイドの父親が亡くなるシーンに絡めて、愛するがあまり、周りの人を知らないうちに傷つけてしまう愛の怖さが身に染みる。理性で抑えられないくらい好きになるって、美しいが、怖い一面もある。
あらためて、「エンドレス・ラブ」を観て、感動ひとしお、良かったー。