平成24年度(2012年) 北海道 問118 | 登録販売者試験問題・解答

登録販売者試験問題・解答

登録販売者試験問題(第5章 医薬品の適正使用・安全対策)のみに絞ります

問118

一般用医薬品の安全対策に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a.  小柴胡湯とインターフェロン製剤の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、1994年1月、インターフェロン製剤との併用を注意する旨の使用上の注意の改訂がなされた。

b.  慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。

c.  塩酸フェニルプロパノールアミン含有医薬品を、米国の女性が食欲抑制剤として使用した際、間質性肺炎の発生リスクとの関連性が高いと報告され、米国では自発的な販売中止が要請された。

d. 一般用風薬の使用上の注意において、「まれに間質性肺炎の重篤な症状が起きることがあり、その症状は、かぜの諸症状と区別が難しいため、症状が悪化した場合には服用を中止して医師の診断を受ける」旨の注意喚起がなされている。



1. ( a , b )
2. ( a , c )
3. ( b , d )
4. ( c , d )



正解    3