勝ち上がりと勝ち残り
今朝の新聞紙上でも一面を飾っている話題、
『新日鉄・住金 合併へ』である
日本の鉄鋼国内最大手である新日本製鉄
国内シェア第三位である住友金属工業
合併する事で、世界生産量第2位へと躍り出る
日本国内における生産量レベルでは、他の追随を許さない程の生産量となり、ダントツの勝ち上がりである
世界生産量レベルでは、アルセロール・ミタルに継ぐ世界第二位へ躍進する。
これはグローバル社会への勝ち残りである
日本を代表する鉄鋼大手の二社であるので、凄いビジネス展開が鎬を削っていると思われる。
だが、勝ち上がりと勝ち残り…全く意味が違う気がする。
世界第二位に生産量が増えたとしても、第一位には全くもって歯が立たない。
さらに、第三位以下には『中国』『韓国』『インド』の企業が名を連ねている
『勝ち残り』へのハードルは、簡単なものではないのである。
40年近く生産量で世界第一位と第二位を守ってきた新日鉄が、09年には中国企業に抜かれた
新日鉄幹部のコメントが載っていたが、
『技術ではこちらが上と分かっていても、規模で劣勢に立ったのは正直ショック』と。
世界レベルで見れば、新興国の勢いは計り知れない
文字通り「うなぎ登り」であろう
BRICsが超巨大台風であれば、
小型台風になると予想されるNEXT11である。
日本はどの事業も安定し過ぎたのだと思う
終身雇用制度の崩壊から団塊世代の退職による大きな世代交代の変化
ゆとり教育による洗脳
小泉&竹中政策時代の郵政民営化による理想と現実の違い
リーマンショックによる世界的な金融危機
新興国マネーの台頭
様々な要因があり、色々書けば山ほどある・・・
国が会社が未来永劫いつまでも守ってくれる訳ではない
『人』が全て動かすものだ!
『国』も『会社』もそうであろう。
志を持っている政治家も沢山いる
現状を把握し未来を作っていく一流ビジネスマンも山ほどいる
その上に『国』や『会社』が成り立っているのだ。
フェイスブック、ツイッター、ブログ等SNSを最大限駆使したビジネスモデルも大幅に勢いを増してきているだろう。
今までになく、あまりにも早い伝達スピードがあるからだ
凄い時代であると思う。
だから
だから
大事な考え方があるそれが、
『情報はデジタルに
サービスはアナログに』
なのだと私は思っている。
そして、
5年後、10年後のボウリング場はお客様で溢れている!
(正確には溢れさせたい!であるが!)
の為には非常に重要なキーワードであるからだ