カレンダーを見ると「もうGWが終わるまでそんなにない!」と焦る。休みすぎて、完全に感覚がおかしくなっている。今回のコロナ渦は、信じられないようなバカンスを経験した。外出られないけどね。

 

打合せに向かうクルマの中で、ふと「GISで植栽図みたいなものが作れるのでは?」と思いついた。

通常、樹木調査ではH(高さ)、W(葉張り)、C(幹周)を測るが、これらが利用されることはあまりない。

あまりないが、無くはない。H(高さ)から管理の方向性を決めたり、生長度合をC(幹周)から知ることもあるから。

しかし、特に不必要と思われるのがW(葉張り)。利用方法がない。測るの大変だし、剪定すれば一瞬で縮む、一夏ですぐ伸びる、だいいち縦横など方向が曖昧だ。そして出した数値も「ざっと」になり、それで良しとされている。

 

そんなW(葉張り)に日を当てようという試みだ。

 

データは他のアプリケーション(FileMaker)で同期したのち、再び取り込んだ。

その一部。W(葉張り)を樹冠の大きさに反映させている。色分けは夏葉樹、照葉樹、針葉樹の3色。密な感じが分かると思う。

円の中の点はC(幹周)を反映させている。大きい木、小さい木、いろいろ。左下にばかでかく3本株立ちになった樹木が確認出来る。

 

GoogleMapで俯瞰写真と比べてみたところ、正確な俯瞰図であることを確認した。

 

報告書を彩る手駒が増えたってことで、

若い奴、植木屋やんなよ!