残念ながら、未だ樹木医を育てることは出来てない。しかし「どうしたら樹木医になれるのか」とはよく聞かれる。

 

樹木医になるには、緑化センターの試験を受ける。いくつか要件があったはずなので、詳しくはHPで自分で調べる。

 

試験を受ける前に僕が考えたのは、「樹木医と呼ばれる人が何を知っているか」だ。自分なりに答えを模索し、それを勉強すれば良い。樹木医となって10年以上経った今、尚更そう思う。

 

「樹木医とは根について多くの知見を持った人だ」という考えから、僕は植木生産で修行した。科学的な事はほぼ得られなかったけど、そこでの体験は今も僕の骨格となっている。前例の無い依頼を遂行するには、ちょっとした体験がものを言う。

 

若い奴、植木屋やんなよ!