今年はいまのところ割と涼しめで、助かっている。

 

夏の暑さが殺人的になって久しい。熱中症対策は緊急かつ死活問題だ。体力と相談しながら仕事をする。しかし予算は無限にあるわけではないので、そもそも体力の無い人間にはこの仕事は出来ない。近年は人員募集に年齢制限をかけることも出来ないけどね。

 

現実にやれる対策としては、冷感インナー着用とか、意識して日陰を目指すとか、ありきたりなことだ。首筋を直射日光に当てないようにするのは基本。OH-1を常備するとか。腰にはペットボトルを持ち歩けるよう、アタッチメントを支給した。空調服も試してみたが、直射日光下ではかえって不快だった。そのシリーズの空調ヘルメットは割とよかったが、職人達には評判悪かった。面倒くさいらしい。僕は最近7分の乗馬ズボンを試しているけど、もっと暑くなったらどうだか。

 

そもそもヘルメットが暑くて重いので、現場ではかぶりたくないが、かぶれというお達しがきつい。草刈にヘルメットなんて必要ないじゃん。日陰の無い平地ではスゲ笠や麦わら帽子が重宝する。でもヘルメットかぶれと怒られるから、ヘルメットの上にスゲ笠つけちゃった。

 

ヘルメットを騒ぐ前に、スゲ笠だろバカ! どうしてわざわざ体力を削るようなことやるんだよ!?