怪我と弁当は自分持ち。

雨天は稼ごうにも仕事がない。

国民健康保険は会社員の倍払ってるのに、見返りが薄い。年金では貰える額は半分ほど。

どういうわけか、銀行が金を貸してくれない。

毎年、収支の申告に時間を割かなければならない。

「一人親方」と呼ばれる人たちはみんなこんな感じ。むしろそれが自立だ、自業自得だと言われるし、その通りだともいえる。

 

憂慮すべきは、自分が一人親方だと思っていない人たち。まだフリーターのほうが自覚がある。個人事業主とその従業員は、お互いにもっと勉強すべきだと思う。

 

因みにうちは、当然の協会けんぽ、厚生年金、雇用保険、労災保険に加入している。

また労災の上乗せ保険、損害賠償責任保険、建設業退職金共済(建退共)にも加入している。建退共はごまかす事業所が多いけど、うちは給与明細に明記している。

さらに去年からは従業員個別に傷害保険に加入した。小さい怪我、どうしても多いからね。これは仕事中に限らず怪我を保証してくれるというもの。ちゃんと使える保険だとの確証を得た。

仕事に必要な各種資格は全額会社負担。

あと有給は法に則って与え、毎年100%の消化を実現している。

 

当たり前の社会的保障と地位を確立してくれるのが法人の価値だし使い方だと思う。若かった僕には与えられなかったけど、うちの人間には使って貰いたいと思っている。

 

若い奴、植木屋やんなよ!