「道の駅たきかわ」を出て旭川に向いますが、その途中で「神居古潭」に立ち寄りです。
神居古潭はアイヌ語で「カムイ(神)・コタン(集落)」に由来しこの渓谷は「神の住むところ」を意味します。
この辺りは北海道の地殻変動の激しかった地点で、変成岩が露出した複雑怪奇な地形になっています。
ここには神居大橋が掛かっていて奇岩変石を眺めながら対岸まで渡っていけます。
神居古潭駅など北海道の鉄道を舞台にした平岩弓枝さんの小説「旅路」に因んだ文学碑も建てられています。碑には「人生は旅路 夫婦は鉄路」とあります。
最近のことですから、覚えている方も多いと思います。
橋を見渡す東屋にはまだ新しい花が捧げられていました。合掌🙏
さてここから旭川市内までは目と鼻の先です。
まずは御書印店を3件回ります。
1軒目はご存じコーチャンフォー旭川店です。
2軒目はジュンク堂旭川店。
そして3軒目は駅前のイオン内にある未来屋書店旭川駅前店です。
宮沢賢治の「旭川」詩碑にも刻まれた一節ですね。
次に駅前を離れて向かった先は旭川市彫刻美術館です。
かつては旧陸軍の将校の親睦の場として設けられた建物だそうです。
近くには今でも陸自の駐屯地があります。
洋風の洒落た建物ですよね。この建物を見たくてやってきたのですが、中の彫刻も一級品ばかりでした。
現在は日本の近代彫刻史に名を遺す、旭川ゆかりの「中原悌二郎」の作品等が陳列されています。どこかで見たことのある作品ばかりでした。
そして更に御書印をもう一軒行きました。
未来屋書店旭川西店です。スタンプには旭川ラーメンが押されていました。
もうお昼を少し回った時間です。ここは旭川ラーメン村へ行くしかないでしょう。
と向かった先の駐車場には帯広ナンバーのFORDのSUPER DUTYが鎮座してました。
うちの車を更に一回り大きくした感じで、後輪はWですね。
北海道ならこのクラスでも楽に運転できるでしょうね。羨ましくもあります。
さてラーメン村に入ると
ラーメン神社がありますね。😛
現在は7店舗が軒を連ねています。ちょうど観光バスで中国からの団体客が来ていて行列待ち状態でした。どこがいいのか調べていかなかったので、空いてるお店に飛び込みましたよ。
旭川ラーメンとは、Wスープ(魚介と肉系)と色白のちぢれ麺が特徴でスープが麺によく絡むそうです。そんなもんかと思って頂きました。(笑)でも美味しかったですよ。
添えられたナルトの白と赤の使い方が本州のものと逆になっていますね。
その後旭川市の北東部に隣接する「比布町」に向いました。
旭岳を始めとする大雪山系がよく見える町ですね。
実は北広島市のエスコンフィールドで社会見学に来ていた比布町の小学生がアンケート調査をしてました。相方が捕まって質問攻めにあいました。比布町は知ってますか。どこにあるか知ってますか。特産品は何か知ってますか(答えは大雪山系の雪解け水で作った"ゆめぴりか")。
たまたま全部知っていて、全問正解で小学生も喜んでくれたそうです。
そんなこともあって、ついでに行ってみようということになったのですね。☺️
こちらは「遊湯ぴっぷ」さん。良い温泉でした。
比布町はピップエレキバンのCMで広く知られるようになったのですが、この地名はもう130年前からだよと訴えかけてました。
町内に道の駅があれば当然そこで車中泊と思ったのですが、残念ながらありません。
やむなくお隣の当麻町の道の駅に。
そこで自衛隊の装甲車に囲まれてしまいました。トイレ休憩だったようですが、ちょっとびっくりしましたよ。旭川の駐屯地に戻る様でした。
ここ当麻町は「でんすけすいか」の産地なんですね。道の駅で売っている立派な黒いすいかはなんともいい値段でした。ご贈答用としての使うことが多いそうです。きっとおいしいのでしょうね。
しかしとても高いですし、買っても食べ切れませんのでこちらで我慢しました。でも無果汁なんですよね、これが。
さて晩御飯はこんな感じですが、赤飯が変わってますよね。北海道に来てからあちこちで見かけてはいたのですが、初めて買ってみました。
真ん中にあるのは甘納豆なんですね。赤い色は食紅でつけているのだそうです。なのでちょっとピンクがかってますよね。
小豆の赤飯も普通に売ってますが、こちらも結構買われているようです。違和感なく食べられましたが、ちょっと甘いですね。😋
そうそう、昨日買った山﨑ワイナリーのワインも頂きました。こちらは北海道ではよく栽培されているドイツのツヴァイゲルト種ですね。なかなかいけてます。(でもやっぱりピノ・ノワールがいいかな)