皇居二の丸庭園を後にして、喉も渇いたし、お腹も空いたしということで、地下鉄で一駅の神田神保町に戻ってきました。この駅で乗り換えると自宅まで一直線なのですが、ここで途中下車します。

 

やってきたのは駅そばの「揚子江菜館」さんです。明治39年創業の老舗です。


 

 

このお店の名物は昭和12年からの味、日本で最初の冷やし中華「五色涼拌麺」です。頭に雲を頂く富士山みたいですね。


 

でも今日はビールに合う食べ物として、ピータン、鶏肉と筍の炒め、そして作家の池波正太郎さんが好んだといわれる「上海風肉焼きそば」を頼みました。シャキッとした太めのモヤシが美味しいですね。


 

 

食べ終えたところで少し街歩きをします。ここは神田神保町。本屋さんが軒を連ねています。

先ずは中国図書で有名な内山書店さん。


 

こちらの書店は「魯迅」をバックアップした書店として有名なんですね。お店の入り口の看板は「郭沫若」の書なんですね。
 

 

 中国語で書かれた図書はもちろんのこと、

 

 中国に関する日本語の図書も多数揃ってます。

 

頂いた御書印には魯迅の「故郷」という本の最後の一節が書かれています。

「元々地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になる」とあります。

 

 

同じ希望を目指して行動する人が多くなれば、新しい生活を持つという希望はきっと実現するだろう、ということを伝えたかったのではないかと言われています。

 

 

次は韓国書籍の専門店「チェッコリ」です。

とってもわかりづらい場所にありました。お蕎麦屋さんの入り口の脇の狭い階段を登っていきます。

 

 

「韓国の本とちょっとしたカフェ」とあります。

 

 

 お店の中はハングル表記に溢れていますね。

 

 

 

 こちらの御書印もハングルですね。


 

界隈には十店舗以上の御書印参加店があるみたいですが、本日はこの2店舗にして帰りました。