尚蔵館の入り口からの長い廊下を進んだところに受付があります。

ここでネット予約をしたバーコードを読み取って料金を支払って入ります。

まあ私は無料でした。高齢者ですから(笑)

 

 

そして最初の展示室から圧倒される作品が並べられています。

まずはお目当ての伊藤若冲の「動植綵絵」4幅ですね。国宝に定められています。

 

現在も京都・相国寺に伝わる伊藤若冲筆「釈迦三尊像」を荘厳するために描かれた、30幅に及ぶ花鳥図の大作で、若冲の代表作として名高い。様々な植物、鳥、昆虫、魚貝などの生き物の生命感をいかに瑞々しく描写するかにこだわった若冲によるこれらの作品は、どの作品のどの描写もが、観る者を魅了する。明治22年(1889)、相国寺より献上。

 

まずは老松孔雀

 


 

諸魚図

 


蓮池遊魚図

 


芙蓉双鶏図

 


どの絵も丁寧にそして精緻に描かれていて、近づいたり離れたりして、目が釘付けになります。ただ一言「すごい・素晴らしい」ですね。多くはお伝えしません。観に行かれてください。

 

 

 

そして同じ展示室の他の壁面には同じく国宝の絵巻「春日権現験記絵」が展示されています。

奈良・春日大社の創建と霊験の絵巻として、その時代の最高傑作のひとつとされています。

 

こちらは創建の様子

 

竹林に座す貴女(明神)は夢の中に相応しく幻想的な雰囲気である一方、

夢告を受ける主人らの寝顔は親しみやしい。正確な建築描写も見ごたえがあります。

 

 

代々の天皇の御姿も描かれています。

 

 

まだまだ続きます。