串本を後にして今日は新宮(しんぐう)を目指します。

そんなに遠くはないので朝はゆっくりと支度をしてたら、他の車中泊車は皆さん出かけてしまいました。

 

ここから先は高速道路もまだ出来てませんので下道をゆるゆると進みます。途中「道の駅たいじ」でトイレタイムです。この駅は綺麗なトイレが自慢の所なんですね。気持ちよく使わせていただきました。

 



更に下道を進んで、こちらは「JR那智駅」で「那智大社や那智の滝」への入り口になってます。現在は「道の駅なち」にもなっていて「丹敷の湯」と「熊野那智世界遺産情報センター」が併設されています。

 


一見神社の様な雰囲気を持った駅で、かつては観光客でにぎわったのでしょうが、今は無人駅になってました。

 

 

「那智大社や那智の滝」も前回行ったのでパスして新宮に進みます。

街の入り口に巨大なショッピングモールがあり、その中のWAY書店さんで今日一つ目の御書印ゲットです。

 

 

 

ついでにオークワで買い物も済ませました。ほんとオークワは県内どこに行ってもありますね。迷わず行ってしまいます。ここいら迄来るとイオンの影も形もありませんが、すぐ先のお隣は三重県、イオンの牙城ですからどうなりますか。

 

新宮の街は新宮城の城下町として栄えた所で、今は公園として残ってます。

ここに暮らしていたお姫様の名前を取って「丹鶴城」とも呼ばれています。

 

 

国道沿いの書店さんで2枚目のをゲット。

 

 

更に城址公園そばのWAY書店さんで3枚目もゲットです。

 

 

ここの書店の方に地元が生んだ芥川賞作家「中上健次」さんのコーナーを進められます。近くの市立図書館の中だそうです。

県境の熊野川をはさんで手前が和歌山県、向かいが三重県になります。

小高い山が丹鶴城跡の公園。その手前の四角い建物が「丹鶴ホール」と呼んでいる公会堂です。その5階に市の図書館があるそうです。

 

 

 

ホール前の駐車場に立ちつくす銅像は「世耕弘一」氏。 近畿大の創立者で孫は現参議員議員の世耕弘成氏ですね。ここは世耕さんの地盤なんですね。

 

 

丹鶴ホールは令和3年7月の竣工ですから、まだ新しいですね。

 

 

熊野を舞台にして地縁・血縁などをテーマに独自の文学世界を築いた中上健次氏のコーナーが一角にありました。

1976年に「岬」で戦後生まれとして初めての芥川賞を受賞した中上氏は新宮市の生まれなんですね。

 

 

図書館の窓からの熊野川一帯の眺めは素晴らしいものがありますね。

この写真の左手には熊野速玉大社や熊野の峰々がありますが、そちらも前回訪問したのでパスです。期待されていた方、ごめんなさい。

 

 

ここからは途中高速に乗って三重県尾鷲市に来ました。

まずは温泉に浸かるべくやってきたのは「夢古道の湯」。

海洋深層水を使った温泉だそうです。前回来た時は休みの日だったので激込みでしたが、今回はゆったりのんびりと湯あみを楽しめました。平日に限りますね。(笑)

 

 

この温泉のお隣には「県立熊野古道センター」があって世界遺産熊野古道のことがいろいろ学べます。前回行ったのですが、立派な施設でした。これもパスです。

 

実は尾鷲では行きたいお店があったのですが、土日しかやっていません。

旅行のスケジュールがどんどん狂ってくる気まま旅のため、平日の今日はあきらめざるを得ませんでした。またいつかの機会に来たいものです。

 

 

そして今夜の投宿先は「道の駅海山(みやま)」です。

銚子川が流れる山あいのこじんまりとした道の駅です。

銚子川は三重県紀北町にある全長約17キロの川で、透明度の高さから「奇跡の川」と呼ばれています。

 

 

今夜は新宮市の酒蔵の「鯨えびす」でいきます。

米の持つ旨味とキレの良さが、よくマッチした本格派向けのお酒ということです。

熊野三山詣でのお酒だそうです。今回は縁ありませんが。(笑)

 

 

トウモロコシの天ぷらと生姜の天ぷらが美味しかったですね。