昨晩車中泊したのは四日市市にある「御在所SA」でしたが、そのまま伊勢自動車道を南下していくと紀伊半島へまっしぐらですね。でも今回は亀山市で高速を下りて奈良市方面に向かう、反時計回りで紀伊半島をめぐります。

そして再び亀山市に戻って来るルートです。

 

亀山ICの手前に亀山PAがあるのですが、ここはハイウェイオアシス「亀山サンシャインパーク」 なる多目的公園が併設されています。池の向こう側にはシャープの亀山工場があります。かつてアクオスの亀山モデルが生産された場所として有名ですね。

 

せっかくの公園ですから、朝のウォーキングをしましたよ。ここにはBBQ場とかキッズランドとかもそろってます。高速を下りないでも利用できる素敵な場所です。

 

 

高速道路のPAですから、食堂もあります。覗いてみると「松坂牛」のオンパレードですね。

おぉー 三重県に来たんだということを実感しますね😄
 

 

 

 

さて亀山からは高規格の名阪国道を利用して「柘植(つげ)」に向います。JRの関西本線と並行する道ですね。一般国道のバイパスという位置づけですがほとんど無料高速道路と同じですから、快適に走れます。ほどなくして柘植に到着です。

 

柘植駅は、滋賀県の草津駅からの草津線の終点ですね。まさに伊賀と甲賀とを縦断する路線ですね。駅名は知っていたのですが来たのは初めてです。ローカルの通勤用の駅といった感じです。駅前には何にもありません。

 

 

でもこんなところにも御書印の書店さんがあるのですね。

御書印ラリーでもしてなければ来ることもなかった場所でしょうね。

駅からすこし歩いた所にある「APRIL BOOKS」さん。

 

 

若いご夫婦で最近開店させたお店で、週末のみの営業です。平日はお仕事なんですね。週末は趣味としての本屋家業のようです。

 

 

 

さてこの書店でのおしゃべりの中で、御書印はやってないが素敵な古本屋さんが近くにあると聞いて行ってみることにしました。

その前に近くの道の駅「あやま」に立ち寄って昼食です。

 

 

敷地内でおばあちゃん二人が手打ちそばを提供してくれる「玉の腰」さんです。

打ちたての冷たい蕎麦を頂きます。美味しいですね。蕎麦打ち道場もやってます。

 



しかし、蕎麦だけではお腹が満足しません。車に戻って昨日御在所SAで買っておいたお伊勢名物「赤福」を食べて漸く落ち着きました。こちらも安定の美味しさですね。

 

 

そののちに教えてもらった古本屋の「三歩書店」さんにお邪魔しました。

周りを田畑に囲まれた山中の農家の一角にありました。

 

 

こちらに移住してきて、ご主人は大工さんをやっているそうです。そして奥さまが古本屋を開いたんだそうです。こんな田舎に客が来るのかと思うようなところなのですが、段々と知れ渡ってきているようでした。


店舗は大工のご主人が合間合間に造作した洒落た造りになっています。とても農家の古民家とは思えない雰囲気を醸しています。店主の奥さまもセンスの良いお洒落な方でした。

ここでもしばしのおしゃべりを楽しみました。

 

 

さて、お次は伊賀市内にある井筒屋書店さんです。

伊賀城の近辺にある書店さんで、コンビニと同じ敷地内にあります。こういう立地も増えてきていますよね。

 

 

やはりここは伊賀忍者の里、ほんと一緒に伊賀者のグッズが並んでます。

 

 

 

こちらの御書印は、松尾芭蕉です。

芭蕉はなんとこの伊賀の地に生まれ、29歳まで過ごしたのですね。

手裏剣のスタンプが可愛いですね。

 

 

伊賀には忍者屋敷など見どころは結構ありますが、今回は伊賀城を間近に見ながら次の目的地に向かいます。