前日の道の駅「あがつま峡」でゆっくりと朝食をした後は、トンネルで一山越えていよいよ八ッ場ダムですね。
「やんば見放台」という名の展望台に行ったのですが、こちらは積雪のため入れません。
駐車場から見たダムサイトはこんな感じですね。
完成するまでは見学といってもここまででしたが、今は違います。
ダムサイトに管理支所が出来て、その中に「なるほど! やんば資料館」が出来ています。
立体模型や展示パネル、ビデオ映像等様々なものでこれまでの歴史が学べます。
ビデオには当時建設中止を宣言した民主党の前原国交大臣が出てきますよ。可哀想に、あまり良い印象を残してはいませんね。ずーっと語り継がれていかれてしまいますからね。
資料館2階の展望台から見たダム湖には「八ッ場大橋」が架かっています。風が無いので湖面は鏡の様ですが、この湖底にはこの地区のそれまでの暮らしの全てが沈んでいます。
川原湯温泉と言う結構有名な温泉場もありました。沈む前に一度だけ行ったことがあります。
このダムは湛水試験の時に大雨が降って1晩でダム湖が一杯になったそうです。でもそのお陰で下流の洪水も防げたそうです。
綺麗な湖面ですね。
さて次は「堤体」に行ってみます。
堤体の上から下を覗くと、矢印の放水口と丸印の発電所が見えますね。
降りた所には地下通路があってそこを抜けると
壮大な眺めに出会えます。右下がエレベーターからの出口ですね。
直下の赤い橋は「八ッ場ダム下流管理橋」と言います。色使いが素敵ですね。そこを歩いていくと
正に利水の為の放水口から凄まじい勢いでほとばしる水が見れます。分かりにくいのですが、虹も見えますね。
こういう時は、何も言わずにしばし眺めてしまうものですね。🤭
さて、同じ地下3階には群馬県企業局が管理する水力発電所もあります。
先ほど上から覗いた建屋に入って更に3階下に降りると、発電の設備が見学できます。
先ずは概要のレクチャーですね。
ダム湖は「八ッ場あがつま湖」と言うのですね。
さて発電設備ですが、さほど大きくは無いのですが手前に水車、奥が発電機。これが2セット有ります。綺麗にカラーリングされてますね。
んで面白いのは、ここから照明が暗くなってダム湖からの水の流れ、発電機が回り電気が作られて街に送られる様が、プロジェクションマッピングで紹介されます。素敵な映像でした。楽しめました。