さて翌朝は早めに起きて朝6時からやっている「百目鬼(どめき)温泉」にやってきました。KMさんも御用達の温泉です。


中山緑地からは25分位ですね。

駐車場が狭いのでわが家の車ですと止めるのになかなか工夫がいるのです。

それで混み合う前に到着したかったのです。

でも今日は月曜の朝。大丈夫でした。

 

 

いつもの定位置に停めることができました。

枠線から少々はみ出ても大丈夫で、かつ出やすいのがこの場所です。

 

 

この温泉、6時からのはずなのですが、いつ来てもその前から入っている人が結構な数いるのです。

不思議に思っていたらこんな掲示が。湯もみに協力する人は5時半から入れるのですね。

 

 

高温のお風呂ですから、最初に入ってもらって少し冷ましておいてもらおうということなんでしょうけど、特に何をするというわけでもなく入れるようです。(笑)大人の事情が有るのでしょうね。😆


内湯と露天があります。高濃度温泉がうたい文句で、1回に3分まで入浴したら一度出てくださいとの掲示があります。

こちらもとてもよく温まるお湯ですね。

天井の張りが素敵です。

 

 

そして湯上りの朝食はコスモスがきれいな道の駅「寒河江チェリーランド」に移動しました。

ここの河川敷も芋煮会の場所になっています。竈と水場が常設されています。
 

 

 

綺麗な花を愛でながら立てるモーニングコーヒーは格別ですね。


その後は寒河江市役所の見学に行きました。

昭和42年竣工の古い庁舎なのですが、設計は黒川紀章氏です。

 

空中に浮かんだような建物は当時としては斬新だったでしょうね。

 

 

そして入り口の取っ手はなにやら浅草のアサヒビール本社のオブジェにそっくりですが、こちらの方が先です。

 

 

こちらは岡本太郎氏によるものです。

 

 

使い込まれてテカっているこの取っ手で扉を開けて中に入ったロビーの上には、これも岡本太郎氏の「光る彫刻・生誕」が下げられています。

大阪万博の太陽の塔に受け継がれているようなデザインですね。

 

 

更に上の壁面には大江家の家紋(左)と、寒河江市のマークが掲げられています。


 

これらの作品が今から50年以上も前の寒河江の地にあったとは驚きでした。

当時は町としても豊かだったのでしょうね。

 

 

さて、山形の食を締めくくるにあたっては外せないものがあります。

夏の暑い山形において定着した冷やしの文化。いろいろありますが、冷たいそばとラーメンは欠かせませんね。

そしてそれは1年中提供されてます。今回は月山に向かう街道の途中にある「ふもと」さんにお邪魔しました。

 

 

月山も頭の部分だけ見ることができます。

 

 

お品書きはこれだけです。

 

 

私は冷たい「肉中華」とゲソ天を頼みました。

卵を産み終えた雌鶏の噛み応えのある肉を載せただけのシンプルなラーメンなんですが、冷たい特製スープと相俟って癖になる味です。

 

 

そしてなぜかゲソ天は決まったように皆さん頼んでいるのですよね。不思議な山形県民です。

 

お腹いっぱいになったところで、もう一か所行きたいところがあります。